このページは要約筆記サークル・OHP金魚の
日々の苦闘を綴る 汗と涙と笑い(?)の記録です。

2016.1月〜20016.12月

12月17日 手話サークル・クリスマス会

毎年恒例の手話サークルさんのクリスマス会に要約筆記がつきしまた。

12月23日 定例会

全難聴の福祉大会の反省や新年会の計画を話し合いました。

今年はいろいろ新しいことにも挑戦した年でした。
来年もさらに充実した活動ができるよう、みんなで頑張りましょう。

12月3日 やまとこおりやま人権フェア

城ホールで行われた「やまとこおりやま人権フェア」に要約筆記がつきました。

11月25〜28日 全国中途失聴者・難聴者福祉大会 お手伝い

11月26日(土)〜28日(月)までの三日間、奈良で開催された 「第22回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会 in 奈良(まほろば大会)」。

前日の準備を含めて四日間、お手伝いをしました。

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

全国から来られた多くの方に、「金魚の泳ぐ城下町」大和郡山にも お運びいただけると良かったのですが…

機会があれば、ぜひどうぞ。郡山も良いところですよ。

春は郡山城址のの「お城まつり」、夏は「全国金魚すくい選手権」。
そして、豊臣秀吉銘々の銘菓、通称「お城の口餅」もございます。

事前にご連絡いただければ、観光のお手伝いもできるかもしれません。(笑)

11月16日 全国中途失聴者・難聴者福祉大会・打合せ

今年、奈良で開催される全国中途失聴・難聴者福祉大会。

OHP金魚は、その三日目の半日観光コースをお手伝いします。

この日はサークル外の実行委員の方をお迎えし、最終の打合せをしました。

11月12日 大和郡山市社会福祉大会

「大和郡山市社会福祉大会」に要約筆記がつきました。

11月11日 こころの健康講座

ハートフルこおりやま主催、「こころの健康講座」に要約筆記がつきました。

11月9日 聞こえのサポーター(要約筆記)講座・4

今年の講座も無事終了。

嬉しいことに、すぐに入会してくださった受講生もおられました。

これから仲間の一人として頑張っていきましょう。

11月2日 聞こえのサポーター(要約筆記)講座・3



とても講座とは思えない画像を お届けしております。(笑)

今年のサポーター講座では、夏休み子ども企画でも大好評だった(?) OHP金魚劇団の寸劇を観ていただきました。

  

「心臓がバクバクしてる。」 待機中の父娘役の二人

家族と一緒にいても疎外感を感じる。そんな中途失聴・難聴者の心情を、 どうしたら上手く伝えられるか。
真剣に考えて取り組みました。

  

親子でテレビを見ている父と娘。 そこに中途失聴・難聴の母親が帰ってきます。

書くのを面倒がり、中座してしまう娘。

インターフォンが聞こえない母は、お墓の相談にきた伯母と父の会話にも加われません。

そこにもう一人の娘が帰ってきます。
「聞こえのサポーター講座」を受講してきた彼女は、それを見て…

というような筋立てです。

受講生だけでなく、一緒に観ていた難聴者からも大きな拍手を頂けました。

     

その後の講座が、やりやすかったこと。

説明も熱心に聞いていただき、実習でも過去の講座で例がないほど、 それぞれが大きな読みやすい字を書かれていました。

>   

「聞こえない人に伝えるために書いている」と 自覚をもって臨んでおられていたようです。

また、1回目に受講生にお渡しした携帯用ホワイトボードを、 実際に使用して重宝したという話も聞きました。

本講座が、みなさんの身近で役にたっていること、 スタッフ一同、本当に嬉しく思います。

10月12日 聞こえのサポーター(要約筆記)講座・2

2回目は予め参加者が少ないことが解っていましたが、やっぱり寂しくて、 金魚のサポーターにも同じように講義を受けてもらい、実習にも加わってもらいました。

講義の後、ノートテイクの実習と、お試しにOHPでも書いてもらいました。

初めてOHPで書いた受講生でしたが、わかりやすい大きな字で、行間もきちんととれていて感心しました。
サポーター講座だけでなく、引き続き県の要約筆記者の講座も受けていただけたらな〜。

10月12日 聞こえのサポーター(要約筆記)講座・1

締め切り時には2人しか申し込みがなかったので、どうなることかと案じていましたが、 4人の方が受講されました。

4回講座の初日は、 身近な中途失聴・難聴者をサポートする方法と心得の紹介です。

難聴者への話し方を中心に聞いていただき、参加してくれた二人の難聴者に 話しかける実習を行いました。

初めは少しスピードが早かったり口の開け方が足りなかったりした人もいましたが、 終了前には全員が見違えるように、ゆっくり、はっきり、適当な間を置いて話すようになりました。

難聴者さんも、情報保障の要約筆記を見なくても口の動きで読み取れる話し方に、 両腕で大きなマルを作って笑顔を見せておられました。

書いて伝える実習でも、少し離れた席にいる難聴者にも読める字で、 内容もしっかり伝わる書き方をされました。

皆さん、本当に素晴らしかったです。 お疲れ様でした。

10月5日 全難聴福祉大会の下見

有志で薬師寺の下見に行きました。

毎月5日に開かれる法話会にも参加。
この会場は福祉大会半日旅行でも難聴者が訪れるところです。

トイレの場所、拝観の入口、駐車場までの道のりを確認した後、 郡山に戻ってティータイム。

中途半端な時間だし、台風も近づいてきていたので、ほとんど貸切状態。

帰る時には、お店の人から「大勢でのご来店、ありがとうございました。 お席の予約も承ります。」とお見送りまでされました。(^^;)

9月28日 定例会

今日の例会は難聴者さん不在だったので、 情報保障は無しで、話し合いをしました。

福祉大会関連では、みんなで10月5日の薬師寺無料法話に参加して、 お寺の下見をすることになりました。
下見も大事なんですが、

「終わってからみんなでお茶しにいこう!」

という話で盛り上がりました。

それから、10月12日から始まる「聞こえのサポーター講座」 について話し合いました。

講座では、サークルメンバー数人による寸劇で、難聴者の家庭での様子を 演じてもらうのですが、
今日はその台本読み合わせをしてもらいました。
お父さん役の人は小道具を用意しているというので見せてもらったら、 はげ頭のかつらと、鼻とひげの付いた
黒縁メガネ。

鼻のボタンを押すと、なんとひげが上下に動くのです!

もうみんな大爆笑。

とっても面白いけど、これを見たら、あとのことがみんな飛んでしまいそうです。
使い方に注意が必要でしょうね。

後半は、奈良観光ビデオの音を消して見て、字幕が読み切れるかどうか チェックしました。

いろいろな意見が出ましたが、

「15分間、字幕ばかり見ていると疲れるね。」

というのがみんなの共通の感想でした。

難聴者さんの大変さを実感できる体験でした。

9月14日 定例会

今年県外に引っ越された難聴者が例会に参加してくれたました。
せっかくなので、奈良県外では見られない奈良テレビの録画を早速見ることになりました。

但し、字幕付け作業が間に合わず、結局手書きでスクリーンに映すことに。

1回目はDVDを一時ストップさせながら、 2回目は1回目に書いたロールを同時進行で流しながら、みんなで観ました。

大きくアップになったご本人の映像に

「もうちょっと若いと思ってた。おばあちゃんやん。」

と楽しそうに見ておられました。

10月の聞こえのサポーター講座では、きちんと字幕つきで見られるようにします。

サークルの紹介資料としても活用していく予定です。

このホームページに新しいコーナーを作りました。

お喋り広場 「あぶく・ぶくぶく」です。

どうぞご贔屓に。(^^)

8月24日 定例会

暑い中、みんな元気に顔を出してくれました。

納涼大会、子ども企画についての感想が話し合われた後、 11月に奈良で行われる全難聴の福祉大会のお手伝いについて、代表から説明がありました。

が、今回話題になったのは、なんといってもOHP金魚がテレビで紹介されたことです。

子ども企画のテレビ放送は、1分という短い時間でした。

でも映像もナレーションも「さすがはプロの編集。」と思わせるものでした。

要約筆記の説明、サークルの趣旨、難聴者の抱える問題、子どもたちの生き生きした表情…

それらが簡潔にまとまっていて、感心しました。

残念ながら字幕がついていないので、県外に引っ越した難聴者会員のために、 この1分の録画DVDに字幕をつけることになりました。

楽しみにしていてくださいね。

7月30日 納涼大会



  

福祉会館前駐車場で行われた納涼大会に、他のボランティアサークルさんと共に参加しました。



  

  

7月27日 夏休み子ども企画「君にもできるよ・聞こえない人のサポート」

今年で6回目となるこの企画。

初回参加の子は、6年生なら18歳。 選挙権を得られる年齢になった彼らの中に、 中途失聴・難聴への理解が少しでも根付いていることを期待します。

そして、「聞こえのキッズサポーター」として、身近な人のお手伝いができる子どもたちが増えてくれると嬉しいです。



  

今年初めて披露する寸劇のリハーサルを入念に…

  

腹拵えもしっかりして、さあ、始まりです。



  

難聴者の体験談に耳を傾ける子どもたち

  



音の出ない1分のアニメを観て、聞こえない体験をしました。

口を大きくあけて、ゆっくり話す練習をした後、参加してくれた難聴者に一人ずつ自己紹介しました。

その後は中途失聴・難聴者がどんなことに困っているのかを、お芝居で観てもらいました。



ある病院の待合室。そこに1人、難聴者がいて…

名前を呼ばれても気づかずに順番を飛ばされてしまいます。

手話もわかりません。書いてもらって、ようやく診察室へ。

カルテを持って会計に行こうとした難聴者に、忘れ物を知らせようと背後から…



お芝居が終わって全員でフィナーレをするメンバー



  

     

     



テレビの取材に、みんなちょっと緊張しながらも頑張ってくれました。

「ボケモンGO!」が流行っていますが、夏休みの自由研究に「耳マークGO!」を 選んでくれると嬉しいです。

市内を歩いて、「どうしてここには耳マークがないの?」と思ってくれること、発言してくれることが 聞こえない人・聞こえにくい人への力強いサポートになります。

帰りに、「また来年も来てもいい?」と聞いてくれる子もいたとか。

待ってますよ!!!

暑い中、参加してたみんな、本当にありがとう。楽しい夏休みを。

放送は8月12日(金)。

午後5時58分からの奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」の中で、 6時半頃の「いきいきまちだより」のコーナーで紹介されるそうです。

7月13日 定例会

例会の始まる前から、つい最近旗揚げした(?)「OHP金魚劇団」の練習がありました。

吉本新喜劇ばりの寸劇を、今月末の子ども企画で披露する予定です。 女優陣も美女揃い。(若干の誇張アリ・笑)

子ども企画では、奈良テレビの取材が入るそうです。
申し込みがたくさんあれば良いのですが…。

例会は、連絡事項の伝達の後、子ども企画のリハーサルが行われました。

子ども企画には、新しく入会してくださった難聴男性も参加してくださる予定です。

劇団旗揚げと共に、グレードアップした中身になるよう、みんなで頑張りましょう。

ちょっとお知らせ。

7月22日、畝傍の社会福祉総合センターで 河P直美監督の「あん」が字幕付きで上映されます。

詳しくはセンターへお問い合わせください。

前売り900円、当日1200円、障碍者手帳で800円になります。

*これらはセンター内に貼ってあったポスターからの情報です。

7月8日 社会を明るくする運動・合同研修会

城ホールで行われた「社会を明るくする運動・合同研修会」に要約筆記がつきました。

7月6日 人権を考える市民集会

城ホールで行われた「人権を考える市民集会」に要約筆記がつきました。

6月26日 県難聴協女性部・ホワイトボード作り・お手伝い

OHP金魚から、県難聴協女性部のお手伝いに。

普段、県の難聴者とは接することがないメンバーが参加したので、 いろいろ勉強できたようです。

以下、感想です。

顔馴染の難聴者には気安く接することができても、知らない人には 同じようにできなかった。

「難聴者の間に座って」と言われたが、誰が難聴者なのかわからなかった。

つい、声に出して話してしまう。もっとさりげなく書ければよかった。

手作りのお菓子やパッチワークなども見せてもらった。
みなさん、楽しそうだった。

難聴者が視覚で情報を得ていることがよくわかった。
いつでもすぐに書けるように準備しておかないと、役に立たないと思った。

全くの初心者に根気よく丁寧に、編み物を教えている難聴者の姿に感激した。

情報保障のスクリーンの位置を、もっと講師の側に設定してもらうべきだった。

言葉で説明するより、実際に目の前で一つ一つの作業をやって見せればよかった。

今回体験させてもらったことを、次に生かしてくださいね。

6月22日 定例会

この日は嬉しいニュースが一つ。

市内の難聴者(男性)が見学に来てくれました。

お誘いはしていたのですが、お忙しい方だから 例会参加は無理だろうと諦めていたところでしたので、 ひょっこり扉の向こうにお顔を拝見した時は「えっ」と嬉しい驚きがありました。

傍らでサポートするメンバーと、スクリーンでの情報保障で精一杯聞こえのサポートをしました。

自己紹介をされた後、「子ども企画」のリハーサルにも参加していただきました。

口話ゲームのリハーサルでは、 子ども役のメンバーに交じって、一緒に楽しんでいただけたと思います。

コミュニケーションを補助する市販のホワイトボードをお持ちでした。

けっこうな大きさで嵩張ります。メンバー手作りの渋い和柄の携帯用ボードを差し上げました。

お茶の時間もみんなと楽しんでいただきました。

後半の練習、「耳のしくみ」の要約筆記も体験していただきました。

そして! 晴れてOHP金魚の難聴者会員としてご入会!!

これから一緒に、いろんな体験や活動をしていけることを嬉しく思います。

ご入会、ありがとうございました。

6月8日 定例会

連絡事項伝達の後、子ども企画と聞こえのサポーター講座で使用する DVDの字幕を作成しました。

子ども企画用のアニメはほとんど完成。
あとはチェックを繰り返し、微調整すればいいだけです。

サポーター講座用のDVDも、書き起こしは終了。
次はレイアウトをチェックして、最難関の秒数割り付けが控えています。

こちらは秋まで、ゆっくり作業をすすめましょう。

お茶の後、以前録音していたサークルメンバーの「要約筆記体験談」を全員で書きました。

新入会のメンバーだけが初めて聞くテープでしたが、 思ったよりずっと上手に書かれていてビックリ。

要約筆記では、実際に経験を積まないと解らないことがたくさんあります。

できるだけ多くの話を聞いて、頭でまとめて、書く練習を一緒に頑張っていきましょう。

5月28日 定例会

城ホールで行われた「人権を確かめ合う日」記念集会に、要約筆記がつきました。

5月25日 定例会

前回に引き続き、6分のDVD映像の文字起こしをしました。

秋の「聞こえのサポーター講座」でお披露目の予定です。

要約筆記サークルとして立ち上げたOHP金魚ですが、 今後は活動の場を広げていかなくてはなりません。

初めはパソコンに不慣れな人も多いのではないか、 やりたくない人もいるのではないかと心配しましたが、 みんな苦労しながらも楽しそうに入力していて一安心。

「かなり進みました!」

「…いや、まだ1分も進んでないよ」

6分は短いようで長いのでした。(^^;


「これが正解」というものが無い要約筆記と違って、 字幕作成は完成させた時の達成感が味わえます。

高齢化社会の中、日本語字幕の需要も増えてくるでしょう。
その時慌てなくていいように、「メンバー全員が字幕制作経験者」を目指しましょう。


休憩の後はNHKの「視点・論点」を要約筆記者中心に学習しました。

10分という短時間で完結する話です。
聞こえない人に伝えるために、何を拾い、いかに要約するかを考えました。

5月22日 まほろば会 定期総会・記念講演

奈良県社会福祉総合センターで行われた、 まほろば会の定期総会・記念講演に要約筆記がつきました。

5月11日 定例会

残念ながら、ワラビ採りは雨のため中止となりました。(T_T)

とはいえ頭は依然お楽しみモードのままなので、 この日は機材も出さず、ゆる〜い例会となりました。

7月の子ども企画に備えて字幕作成の方法を共有しておこうと、 参加者全員で字幕作りにチャレンジしました。

4月に「おこ助」というソフトを使って字幕を作る講座を受けてきたメンバーが、 ノートパソコンの画面を見せながら説明していきます。

去年字幕を付けた「茜色の約束」では、文字起こし以外は限られたメンバーで作りましたが、 このソフトを使うと比較的簡単な作業で進めることができます。

北海道・釧路の美しい風景を映し出す、6分ほどのDVDの映像を流しては止め、 文字を入力し、巻き戻して確認しつつ、次の言葉を入力する。

そんな繰り返しを全員に体験してもらい、映像に字幕を割り付けました。

ナレーションが始まったら「I」を押し、終わったら「O」を押す。 単純なようで反射神経が必要な作業です。

四苦八苦しながら作った字幕が映像と共に流れるのを見て、 「おお〜っ」と感嘆の声が上がりました。

入力のスピードには個人差もありましたが、 6分の映像のうち、2分弱ほどまでの字幕を作りました。

この後、フォントや段落、文字装飾などの細かい作業はありますが、 みんなで頑張って、美しくて読みやすい、完璧な(?)字幕に仕上げましょう。

一つ完成させることができれば、あとは自分なりに応用も利くようにになります。
まずは経験を積み上げ、サークル活動の幅を広げる第一歩にしていきましょう。

4月27日 定例会

5月11日のお楽しみ企画、ワラビ採りについて相談しました。

車を出してもらう人、乗り合わせるメンバー、集合時間、それに持ち物・・・。

早い時間にワラビを採らないと良いものは得られない、と集合は9時半に。

お弁当を食べるのを忘れるくらい収穫があるか、 早々とお昼をいただくことになるかは「神のみぞ知る…」というところでしょうか。

「鹿のフンだらけのところでお弁当を食べるのだから、レジャーシートは要るよね。」

他にも収穫を入れるビニール袋が要るとか、背負籠が要るとか、軍手がいいか、使い捨て手袋がいいか、 ウエットティッシュがいいか、と盛り上がりましたが…

昼食の後はガイドさんに案内してもらう、という説明を受けたところで

「それじゃ、ノートテイク用のホワイトボードとかバインダーも要りますか」という質問が。

…当たり前でしょ〜っっっ(^^;)

「誰がするの?」

「みんなでするんです!」

おーい。(゜o゜)

ウチは要約筆記サークルであって、山菜採りサークルじゃないんだよ〜。

そ・こ・だ・け・は、忘れないでおくれ〜。(号泣)

やや不安を覚えつつ、前半の残り時間は、 屋外でのノートイテクのために、立ったまま書く練習をしました。

難聴者役一人、筆記者二人の三人一組で、まず立ち位置、 バインダーの持ち方、角度、交代の仕方を確認しました。

その後、5分ほどのメンバーの話を1枚交代で書き、 難聴者役から気の付いた点を発表してもらいました。

初めは読みやすい角度でバインダーを持っていても、 書いているうちに自分の方に引き寄せてしまい、見えにくかった人もいました。

字の大きさや行間についても指摘がありました。
屋外では屋内よりも見えにくいことが多いので、字は大き目に、行間にも気をつけて書きましょう。

交代が終わっているのに、まだまだ続きを書いていると 何か重要なことが抜けていたのかと交代前の人の方にも視線が行く、という指摘もありました。

なんのかんの言いながらも(爆)、実習が始まると、みんな本当に熱心です。ほっ。

自分の課題をみつけて、利用者が見やすく(最優先事項です!)、自分の負担も少ないような 書き方を各自で模索していきましょう。

他人の良いところは、どんどん吸収して取り入れましょうね!

4月13日 総会・定例会

難聴者会員3人も出席され、総会は粛々と進みました。

今年度からの新入会者(健聴者)を拍手で迎え、連絡事項等をテキパキと済ませ、 機材も全部片付けて…

予約しておいた城ホールのレストランに大移動〜。

雨模様だったせいか、いつもは程よく混んでいるフロアも貸切状態。
これなら気兼ねなく話せます。

ホットケーキセット、さくらのロールケーキ、パフェ、サンドイッチ、 そしてなぜかカレーうどん…

各自が好きなものを注文し、お喋りに花が咲きました。

季節限定「さくら風味の珈琲」などもあり、 普通のコーヒーより豪華なカップとミルクピッチャーで供されていました。

でも、さくら風味って????


お仕事の都合で総会には参加できなかった、もう一人の難聴者も合流し、 久しぶりに金魚の難聴者正会員が全員揃いました。

職場で利用しているという、 スマホに入っているアプリを使った音声変換も教えてもらいました。

スマホに向かって「こんにちは」と発生すると、文字になって出てきます。

操作して表示されるまでに少し時間がかかるので、 「書いた方が早いやん」と思わないでもありませんが、書くことに 慣れていない人や抵抗のある人にお願いする時に便利ですね。

元々、外国語を話す人とのコミュニケーションに使われるツールだそうですが、 職場の方から、「これ、使えるでしょう」と教えてもらったそうです。

こういう情報交換ができるのも、例会の魅力です。
いろんなところにアンテナを張って情報を入手し、より良いものを選んでいきましょう。

4月11日 「人権を確かめ合う日」記念集会

城ホールで行われた「人権を確かめ合う日」記念集会に要約筆記がつきました。

3月23日 定例会

OHCを修理に出すかどうかを話し合いました。

格安で入手した機械ですが、サークル設立とほぼ同時期から10年以上、 例会での練習や派遣の本番に活躍してくれました。

九州まで修理に出しても、また新たな不具合が出てくることも考えられます。 これが潮時と受け止め、感謝の気持ちをもって送り出すことになりました。

後半は歌手の由紀さおりの講演テープを書く練習をしました。

3月12日 ふれあいまつり

毎年福祉会館で行われる「ふれあいまつり」に 要約筆記というボランティアで参加しました。

3月9日 定例会

総会の日程を決め、春のお楽しみ企画の相談をしました。

初めは信貴山でのバーベキューを予定していましたが、なにかとコストもかかるし、結構遠い。 ということで、格安でできる「ワラビとり」はどうかということになりました。

3月5日 人権教育推進協議会・研究大会

人権教育推進協議会・研究大会に要約筆記がつきました。

2月24日 定例会

歌詞の前ロールを書きました。

時々復習しないと書き方を忘れてしまうのが前ロール。

「“繰り返し”なんて書かないでね。」

「タイトルの表記はワンステージ使って。」

初めに注意があり、みんな作業に没頭しました。
休憩時間まで籠って書いていたら、部屋中にインクの匂いが・・・。

インクを乾かすために床に広げられたロールを眺め、

「うーん、このくらい整った字が同時通訳時にも書けたらいいのになあ。」

と、感慨に浸ることしばし。

お茶の後、今後の活動計画を話しているところで、 5月に引っ越しで郡山を離れる難聴者が挨拶に来られました。

金魚の難聴会員は続けてくださるそうですが、 今までのように頻繁に参加することは難しくなりそうです。

寂しいけれど、これも時の流れ。 無理のないように、ご自身が楽しめる範囲で参加してくださいね。

この日は久しぶりに、サークルに見学者が来られました。

入会していただけると嬉しいですが、さて、どうかな〜。(^^)

−−−−−−−

OHCが壊れました。

金魚所有のOHCは現在3台ありますが、いずれも中古の格安品。

それでもこの機材は10年以上、活動を支えてくれた頼もしい相棒です。

メーカーのホームページから奈良営業所を見つけ、修理を依頼しようとしたところ

「製品番号で検出できないので、製品が当社の物かどうか確認したい。」

と、わざわざ福祉会館まで見に来てくれました。

横河電機製品だということは確認できましたが、製造中止となっていて 修理もできないということでした。古い製品ですし、そういうこともあると覚悟はしていました。

でも、使用目的を伝えてあったためでしょうか、わざわざ当時製造に関わった人を探してくださり、 その方が退職後、独立して立ち上げた映像機の修理の会社を紹介してくださいました。

http://kasamaru.jp/top.html

2月10日 定例会

前半は連絡と、それに伴う相談の時間になりました。

一段落したところで、いつも遅れてくるメンバーが到着。

他のメンバーが少し早めのお茶の準備をする間に、難聴者の参加がないため立てずに残しておいたOHPを、 機材の立て方がなかなか覚えられないその人に先輩の監督つきで設定してもらいました。(^^;)


「できました。」

「みんな、これでいい?」

「もっと大きく映さなあかんわ。」

お茶とお菓子をいただきながら、笑顔で繰り出されるメンバーからの容赦ない駄目出し。(鬼?)

それでも頑張って、やっと完成させたと思ったら、

「はい、じゃあ今度は、それ片付けて。」

顔が引き攣る情け無用の一言と、

「お茶飲んでからでいいよ。」

他方から聞こえてくる慈愛の言葉。金魚名物、飴と鞭。(^^;)

結局、この日だけで設置と片付けを2回やってもらいました。

アミダくじで当たったチョコレートケーキの効果か、 2回目は手際もよくなってきましたよ。次までに忘れないでね。


後半はNHKの「視点・論点」を録画したDVDを用いての学習。

全員でロールに書く練習をしました。

1月27日 定例会

今日は体調の悪い人やケガをして欠席の人が多く、 例会開始時にはたった5人しかいませんでした。

でも、日曜日の派遣に備えて練習したいという熱心なメンバーの要望に応えて、 例文2つを聞きながら書いてもらい、みんなで検証しました。

お茶タイムのあとは、メンバーが3人増え、ちょっと賑やかになりました。

そこで、サークル代表が用意してきた「漢字の問題プリント」をすることに。

対義語・類義語を漢字で書いてもらう問題です。

プリントが配られるとちょっとみんな緊張ぎみでしたが、 すぐにスラスラと書き始める人、考え込む人、それぞれ真剣に取り組んでいました。

そのあとは、OHPで答え合わせ。

言葉は出てきても漢字が書けないな〜という声もあがっていました。

次回からは、サークル会員それぞれに 学習のネタを考えてきてもらえたらいいなと思います。

1月13日 定例会

今年初めての定例会。

去年のサポーター講座を受講してくださった方の参加&入会があり、喜ばしい限りです。

毎年恒例、各自の年末年始の3分スピーチを2グループで情報保障し、 その都度検証を行いました。

春に要約筆記者の試験を受けるメンバーには、殊のほか厳しい愛のムチが。(笑)

お茶の時間には、郡山市の難聴協からの補助金で購入した コージーコーナーのシュークリームをめぐり、情け無用(笑)の争奪じゃんけん。

ここでは先輩も後輩もありません。シビアな戦いが繰り広げられました。

練習は厳しく、お楽しみは賑やかに。

今年もメリハリのきいた活動をしていきましょう。よろしくお願いします!



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