このページは要約筆記サークル・OHP金魚の
日々の苦闘を綴る 汗と涙と笑い(?)の記録です。

2014.1月〜20014.12月

12月20日 手話サークルクリスマス会


福祉会館で行われたクリスマス会に要約筆記がつきました。

12月10日 定例会


今年最後の例会が行われました。

前半の連絡事項では、来年要約筆記者の試験を受ける予定のメンバーを中心に情報保障を してもらいました。

字の大きさ、行間、共有情報、語尾の始末、スラッシュの書き方、癖字…

「自分の名前であっても、さん付けで言われたら書かないと。呼び捨てにしたみたい。」

「その書き方やったら私がすごく意地悪言ってるみたいに思われるやん。」

駄目出しがいっぱいで、なかなか進みませんでした。(笑)

お茶の後はメンバーの旅行の土産話。
機材での情報保障は役員が担当し、 他のメンバーは机の上でロールに書きました。

約10分の話の後、筆記者、待機者、登録者に分かれて検証。

その後、今度は約5分、話の続きを書いて筆記者と待機者のロールを全員で検証しました。

「茜色の約束」に字幕を付ける運動・再びF


前回の課題については、ネットにアップされている解説を斜め読みし、いろいろ試して四苦八苦。
パソコン要約をされている方にもアドバイスをいただき、なんとか形になりました。

一個設定ボタンを忘れると、思うように動いてくれないものですねえ。ふう。(汗)

手動で複数行送り出す形の字幕ですが、なんとかできました。
セリフの色も変えて、文字の大きさも必要に応じて変えられます。
透過もできました。デスクトップの余計なものも消せました。

画面に字幕を投影させるする場所については、プロジェクターの性能でカバーできます。
うちのプロジェクターはレンズが動かせるので、投影位置を手軽に調整できるのがありがたい!

あとは、DVDに合わせて、適切な間でファンクションキーを押すだけです。

各自家でも練習できるように、動画とソフトをバソコンに入れて帰りました。

嗚呼、ついにここまで・・・。(感涙)

なせばなる!なさねばならぬ、何事も!



 つづく 

12月6日 ボランデイアまつり


城ホールのレセプションホールで行われたボランティアまつりに、お手伝いで参加しました。

12月6日 やまとこおりやま人権フェァ


城ホールで行われた、やまとこおりやま人権フェアに要約筆記がつきました。

11月26日 忘年会


1月にサポーター講座を開講する予定ということもあり、例年より早めの忘年会です。

健脚組は10時に猿沢池集合。小雨の中、奈良公園を散策しました。

  

突然ボランティアガイドに変身したのは、奈良検定を勉強したメンバー。(笑)
その解説を聞きながら、ゆるゆると雨に湿った美しい紅葉を楽しみました。

   

お天気は生憎の雨模様でしたが、しっとりと濡れた樹木も風情がありました。

 

 

 

  

 

昼食会場集合組が迷ったり、掘り炬燵の関係で席が少し離れてしまったり。

    

久しぶりに見る顔もあり、和やかで楽しいひと時を過ごせました。

  

  

最後は吉野本葛のお店でティータイム。

11月24日 市制60周年フィナーレ企画


城ホールで行われた市制60周年フィナーレ企画に要約筆記がつきました。

「茜色の約束」に字幕を付ける運動・再びE


さて、今度はしっかりコンセントを確認して、2台のパソコンを繋いでみました。

おおっ。すごい。自動的にネットワークが構築される!

表示用のパソコンに文字が映る!

プロジェクターにつないでスクリーンに投影・・・は、できましたが・・・。

デスクトップ上に並んだアイコンや壁紙まで投影される。

え〜っと、「単一色でカバー」でいいのかな。

文字を透過するには・・・

セリフの色が変わらないのはなぜ?

などなど、次から次へと課題が怒涛のように押し寄せます。

思い込んだら試練の道を!



 つづく 

11月12日 定例会


連絡事項の後、要約筆記の練習をしました。

NHKラジオから録音した「死なれるということ」という講演のテープを使用し、 ローテーションの基本となる10分間を一人で書きました。

難聴者の参加もあったので、情報保障のために役員を除く県登録者および待機者がジャンケンで 機材で書く役を決め、残りの人は各自テーブルでロールに書きました。

例会前に同じテープで自主練習をしていた役員から、だいたいの内容説明を受けた後、スタート。

御弔いの行事である「逮夜」(たいや)。聞いたことはあっても漢字が浮かびませんでした。 終わってからみんなでスマホや携帯で調べましたが、なかなか検索できず、 やっとこさ「逮捕のタイ」と解ってどよめきが…。

「あんまり良い話で聞き惚れて書けなかった。」

「いや〜、それは情報保障としてどうかと・・・」

笑い混じりの反省の声もあがっていました。

その後、筆記者、待機者、市登録者の3グループ別に検証を行いました。


お茶の後、「茜色の約束」のDVDに字幕を重ねてテスト投影しました。

字幕の文字色、大きさ、投影場所など、まだまだ検討が必要だとわかりました。

11月8日 社会福祉大会


福祉会館で行われた社会福祉大会に要約筆記がつきました。

「茜色の約束」に字幕を付ける運動・再びD


文字起こしは、なんとかなりました。

さあ、これをソフトに流用して、さっそく映写してみよう!、と意気込んだのは良かったけれど。

はて。これを、どうやって映すの?

はい、そうです。金魚にはパソコン要約をしている人がいないのです。

パソコン講座を受講中のメンバーはいるのですが、 接続の知識はないようで、役には立ちません。(暴言御容赦!)

えーっと、確か、表示用のパソコンというのを使っていたような・・・。

過去の研修の現場でパソコン要約を見た記憶をフル動員し、 養成講座時代のテキストでパソコン要約のところをチェックしたりして、 パソコンは2台必要だということがわかりました。

で、その2台を繋げるのは…HUB(ハブ)? なに、それ?

スイッチングハブ? ネットワークの接続? IPアドレス???

わけの解らない単語と格闘しながら、なんとかハブを購入し、 2台のノートパソコンとそれぞれつないでみましたが、うまくつながりません。

「え〜っっ、なんで???」

  ヒステリー気味になって、もう今日はここまでにしよう、と片付けかけた時、 電源ケーブルの存在を知りました。,

なんのことはない、コンセントに繋いでいなかったのです。

・・・アホみたい。(ちょ〜脱力)

前途、めちゃくちゃ多難!



 つづく 

10月22日 定例会


11月の福祉大会用の前ロールを作成しました。

お茶の時間はメンバーの九州旅行の話で盛り上がりました。

フェリー往復で、現地には宿泊せずに黒川・湯布院の両温泉を楽しみ、 大阪に戻って来たのは例会の朝。

それでも出席してくれたメンバーに拍手の嵐。(笑)

「サークルのメンバーで行ったら船中でも退屈しないで宴会できるね。」

「いや、私は寝る!」

「体力ないわ〜。」

「フェリーの宴会より、屋形船で天ぷら食べながら遊覧っていうのはどう?」

「東京まで行くのが大変。お金もかかる。」

「嵐山には屋形船はないの?」

「舟はあるだろうけど、料理は出ないんじゃないかな?」

「だったら鴨川の床で宴会しようよ。舞子さんがお酌してくれるかも。」

「20周年、それやる?」

「それまで生きてるかどうかわからんわ。」

と、和やか(?)にお開きになったあとは、真面目な学習タイム。

難聴者の出席がなかったので、各自机の上にロールを置いて テープを聞きながら書いてもらいました。

自分の書いたロールを読んで、意味のわかる文章になっているかどうかを確認しました。

「茜色の約束」に字幕を付ける運動・再びC


さて、文字起こしです。

過去、金魚では様々な文字起こしを経験していますので、 時間はかかっても比較的簡単にやれるかな〜と思っていたのですが、甘かった!

長編アニメの文字起こしを経験した人が、役員以外は一人しかいなかったのです。
メンバーもそれだけ入れ替わっているということですね。

まずDVDの操作に時間がかかった。(笑)

前のアニメはビデオだったので巻き戻しも比較的楽だったのですが、DVDとなると勝手が違う。

そして映画の音響というものは、アニメに比べて強弱が激しい。つまり、盛り上がるシーンでは、 びっくりするくらい大きな音楽が流れだします。

普段の例会でマイクを使うのさえ周囲の部屋から苦情が出ているという昨今、これはまずい。

だけど、音を絞ればセリフが聞こえない。

二時間ほどかかって10分ほどしか文字起こしができなかったという現実を前に、 例会の時間に、全員が関わって文字おこしするのは無理との判断が下されました。

そこで、片面10分のカセットテープに音声だけ録音し、各自に担当箇所を振り分けようとしたのですが・・・。

今度はカセットデッキを持っていない人もいたりして、さあ大変。

昔はどこの家にもあったのに・・・。

そういう人には金魚のアンプデッキを利用してもらうことにして、 とりあえず録音が終了した2本のカセットを担当者に渡し、次の録音を、と思っていたところ・・・。

字幕処理のためにDVDをパソコンに入れていたメンバーが、残りの文字起こしを終わられてくれました。

これにより、大まかな字幕は完成です。

あとは画面と照らし合わせながら、加筆・修正を加えることになります。

ああ、やれやれ。

温故知新・故きを温ねて新しきを知る



 つづく 

10月8日 定例会


1月開講予定のサポーター養成講座用に、いまある材料で携帯用ホワイトボードを作成するグループ、 少し早めの忘年会の段取りをするグループ、字幕映写に備えてHUBによるネットワーク構築を試みるグループ、それぞれに分かれて作業しました。

お茶の時間には、7日に郡山のイオンで行われた手話落語についての報告と意見が参加者それぞれから。

郡山の中途失聴・難聴者協会に案内が届き、サークルから有志が参加したこの落語会。

聴覚障害に対する一般の人の認識について、改めて考えさせられました。

せっかくの福祉に目を向けた催しが、中途半端に行われるのはとても残念です。

イオンさんには黄色いレシートキャンペーンでお世話になっていることもあり、 私たちで何か役に立つことがあればと、代表から、今後このような催しがある場合は事前に相談してもらえればアドバイスができるという旨を、落語会の事務局に伝えてもらうことになりました。

聞こえない=ろう者=手話

この根強い思い込みを、いかにして解していくか。

これからのサークル活動の課題となりそうです。

10月1日 福祉講座 「難聴者をサポートするために」


要約筆記奉仕員養成講座に代わって、専門としての奉仕員ではなく、 広く一般の人に中途失聴・難聴者を知ってもらい、地域での支援に役立ててもらうという趣旨で 開かれたこの講座。

誰も来なかったらどうしようとの不安もありましたが、最終的には7人の参加がありました。 地域の民生委員の用事がなければ、もう少し人数が増えていたと聞き、 それだけ感心を持ってもらえているのだと嬉しくなりました。

「中途失聴」という言葉を知っていた人、要約筆記を見たことがある人も複数いて、 地道にやってきた活動が、なんとかここまできたのだなあとの実感もひとしおです。

  

耳が遠くなるというのも、一つの中途失聴・難聴の形です。

他人ごとではなく、ごく当たり前に、誰にも関係することだと思って聞いてくださいね。

  

「聞こえない人は手話ができると思っていませんか?」

「このようなマーク、見たことある人はいますか?」

  

聞こえにくい人に伝わるように、ゆっくり、はっきり、口を大きく開けて言いましょう。

ジェスチャーや表情もつけて、はい、みんなで一緒に、「みかん、食べる?」

  

テキストを見ながら時折メモを取り、熱心に話をきく受講者のみなさん。

  

筆談時、どのくらいの大きさで書けば見やすいでしょう。ホワイトボードで確認中。

「高齢者との筆談なら、縦書きがいいと思いました。」

さすがはみなさん、支援者としての意識が高い!

 

数字は読み間違えると大変なことになります。気をつけて。

  

お互いに自己紹介をしてください。

  

あなたの名前、聞こえない人は正しく読むことができますか? 難しい漢字にはフリガナを忘れずに。

  

お隣の人と相談してください。

一人500円の予算でお茶菓子を買うなら、どこで何を買いますか?

二時間以内に二人で1万円の予算を使い切るには、どうしますか?

  

予想外に盛り上がった(笑)実習の後は、難聴者から話を聞きます。


二時間という短い時間で、実例を挙げながら、たくさんの情報を伝えさせていただきました。

正しい情報や知識があれば、支援する側も、される側も、ストレスや負担が少なくてすみます。

一日で全部覚えるのは無理でしょうが、時々テキストを広げて「ああ、こんなこと言うてたな」と 振り返っていただき、それぞれの地域での支援に役立ててくださいね。

誤解されやすい中途失聴・難聴についての理解を深め、周りの人たちにも伝えて いただけることを願っています。

お疲れ様でした。ありがとうございました。

9月24日 定例会


例会が始まる前に、機材の接続の仕方を復習しました。

来週の福祉講座に備え、DVDとプロジェクター・アンプのつなぎ方、OHCへの切り替え方など、 「わかっているはず」と思っていても、忘れている人、覚えていない人、知らなかった(!)人も いたりして、役員の顔がちょっぴり引きつっていたかもしれません。(^^;

連絡事項の後は、来週の講座のリハーサルをしました。

申し込みがあるかどうかが心配でしたが、なんとか6人の受講が決まりました。ほっ。(^^)

「茜色の約束」に字幕を付ける運動・再びB


サンプルDVDを、ダウンロードした字幕作成ソフトに関連付けることに四苦八苦している頃・・・。

他のメンバーは、県のパソコン要約筆記でも使用している「iptalk」(アイピートーク)という フリーソフトでも字幕が作れるという情報をキャッチしました。

詳しい人に尋ねたところ、人物によってセリフの色を変えられるし、画面の上から字幕を映すということで、 プロジェクターが2台あれば、DVDと字幕を関連付けずに映写できるということでした。

・・・それは便利かも。

先のソフト「CaptionnMaster」(キャプションマスター)と同時進行で、アイピートークも 調べてみることになりました。

これが、なかなかおもしろい。

二つのソフトを比べると、どちらにも良い点があって、 うまく使い分ければ作業が効率的に進みそうです。

苦戦していた関連付けもなんとか成功し、キャプションマスターで試写する段取りはできました。

アイピートークも、たぶん、これでいいのでは? というところまでいきました。
あとは、最大の大仕事、文字起こしです。

千里の道も一歩から!



 つづく 

「茜色の約束」に字幕を付ける運動・再びA


さて、サンプルDVDを借りられる算段が整いつつあるころ、 他のメンバーは字幕作成ソフトを探していました。

以前は手書きで字幕を作ったことがありました。 しかし、2時間弱の映画の字幕を手書きで書くのは、手分けをしても大変です。 出来上がったロールは、丸太かと思うほどの存在感で保存も大変。

上映時、ロールを流す音がしてしまうし、 画面に合致する字幕をタイミングよく繰り出すのもけっこう難しい。

作成後、市が上映する時にはいつでも使ってもらえるような ものにしたいという目論見もあり、パソコンで字幕を作ろうということになりました。

たしかそういうソフトがあったはず。全要研関係でもそういう研修があったような・・・。

とりあえずインターネット検索をかけてみて、これなら使えるかもと思えたのものをダウンロードしました。

初めはうまく開かず、ソフト開発の関係団体に問い合わせのメールを何度か送って指示を仰ぎ、 なんとかサークルのプロモーションビデオに字幕をつけることができたのは、 8月27日の定例会記事にある通りです。

サンプルDVDも同じ要領でやればOK、と思って試してみたら…。

開かない。なんで???

拡張子が違う。ファイル形態が違う。適応する形に変換しないといけない。

でも、どうやってするの〜〜〜っっっ???

と、前途多難な道のりの第一歩を踏み出したのでした。

ネバー・ギブアップ!



 つづく 

9月10日 定例会


10月1日に開催予定の福祉講座について、役割担当を確認しました。

この講座はこれまでとは異なり、聞こえにくい人やその家族、民生委員など、当事者や福祉・介護 関係者に向けたものとなります。要約筆記を学ぶのではなく、聴覚に障害のある人と 接する立場の人に、支援に必要な基礎知識を学んでもらうことを目的としています。

言われてみれば「なるほど」と思えることでも、言われないと解らない、気づかないということは たくさんあります。
それは、サークル活動を通して身をもって学んできた私たちが一番よく知っています。

今まで気づかなかったことを意識することで中途失聴・難聴への理解を深め、 ストレスのない支援ができるよう、役立ててほしいと願っていますが・・・

初めての企画なので、受講してくれる人がいるかどうか…正直、とても心配です。(TT)

後半は講座のリハーサル兼ローテーションでの情報保障の練習。
講師が早口なので情報保障が大変でした。

初めてのリハーサルだったから。
これで時間配分が解ったので、次回のリハーサルでは 情報保障を見ながら調整していきます。

との講師の言葉でしたが、さて、大丈夫かな???

「茜色の約束」に字幕を付ける運動・再び@


2年前の2012年、大和郡山市出身の監督が地元を舞台に撮影した映画「茜色の約束」に 字幕をつけてもらえるように働きかけたことは、この 「悪戦奮闘記」でも紹介しました。

あの時できなかった活動が、2年の時を超えて再び動き出しました。


最近よく、市のイベント事に「茜色の約束」が上映されるよな〜。

運動再開のきっかけは、市の広報誌による情報でした。

劇場上映された2年前には日本語字幕は諦めざるをえませんでしたが、サークルでは、 いずれDVDになればそれを購入し、字幕を作ることを考えていました。

でも、こんなに頻繁に市のイベントで上映されるなら、 もしかしたら市がDVDを持っているのではないか。市が上映権を持っているのであれば 字幕を作成し、字幕付きで上映させてもらうことも可能なのではないか。

とりあえず、訊くだけ訊いてみようという事になりました。

そこで、別の用件で書類を提出しに行った時に、いつもお世話になっている福祉課の方に

「聞こえない人にもこの映画を楽しんで欲しい。 市でDVDを持っているなら字幕作成のためにお借りできないか。」

と尋ねました。

市はDVDは所有しておらず、イベントの度に制作会社に依頼して上映していることが解ってガッカリ。
それでも日本語字幕を付けての上映には、市も前向きな考えを持っていることがわかりました。

「月末の上映につけてもらえますか。」

とは有難いお言葉ですが、字幕を作るためには 文字起こしが必要なんです。そのためには試写が必要なんです。時間もかかるんですぅぅ〜。(TT)

音源さえ手に入れば!

字幕を付けるのに一番大変なのは、なんといっても文字起こしです。 手書きにしてもパソコン入力にしても、セリフを聞いて、書き出して、整理するのに大変な時間がかかります。 制作会社に出張上映を頼むことはできるのですが、そうすると3万以上もかかります。 文字起こしのためだけに、とてもそんな大金を払うことはできません。

福祉課からは「直接監督に相談してみてはどうか。」と監督の携帯番号を教えてもらいました。
お忙しいので中々通じないとも言われました。

それ以上に、知らない番号からの電話に出てくれるのかという不安もありました。
2年前の活動の時にも、返事を頂けなかったということがあったからです。

どうしたものかと思っていたところ・・・。

息子と監督の弟さんが同級生、監督のお母さまとも顔なじみというメンバーが大活躍!

お母さまをお訪ねして事情を話し、監督と連絡をとってもらえることになりました。

そしてなんとっ!

後日、監督本人から、文字起こし用に映画のサンプルDVDを貸してくれるという連絡が入ったのです!!!



実感。行動なくして何事も進まない!



 つづく 

8月27日 定例会


例会が月2回になったため、お盆休みを含んで一か月ぶりのサークル活動です。

まだ夏休み期間中でもあり、参加者はいつもより少々少なめでしたが、 メンバーの元気な顔が見れてよかったです。

しかし!

久々にOHPの前に座り、いざ情報保障をとなると…。

ここまでスッカラカンに忘れるか〜〜〜っっっ???  と絶叫したくなるような 事態となりました。(^^;)

おっかなびっくりの情報保障で連絡事項を伝えた後、いつもだったら各自の休みの報告 などを聞いて話に花が咲くところです。でも今年は違います。

休みの間に水面下(?)で着々と進行していたプロジェクトがあったのでした。

それは2年前に果たせなかった「茜色の約束」に字幕をつける活動で、 この日はサークルとしてはその初日となる文字起こしを行いました。 その後、以前市のボランティア連絡協議会の催しで作成したサークルのプロモーション映像に、 試験的に字幕をつけたものをみんなで試写しました。

ほぼ10年前の映像に、「懐かし〜い。」 「みんな若〜い。」と溜息。

思えばいろいろな事をやってきたものです。今回の字幕作成も、みんなで力を合わせてやり遂げましょう!



*** 字幕プロジェクトについては別枠で順次報告していきます。

7月30日 第4回 夏休み子ども企画


もう4回目となる夏休み恒例企画を、今年も城ホール2階の会議室で行いました。

  

奥では途中で音を消すDVDアニメを確認、手前は名簿のチェック。難聴者と実行委員の最終打合せ。



「考えよう! 君にもできるよ、聞こえない人のサポート」と題した小学生向けの福祉体験講座。

4人の申し込みしかなかったこの企画、締切日に8人に、そして前日にまた増えて10人になりました。

1年生2人、2年生3人、4年生2人、5年生3人の計10名。全員参加でスタートです!


  

「今、おっちゃんがなんて言うたかわかるか?」

講座は、声を出さないで話す言葉(くちパク)を読み取ることから始まりました。

「今日ここには耳の聞こえへん人が来てはるんやけど、どの人か、わかるかな?」

「おっちゃんはメガネをかけてるから目が悪いとわかるよね。でも聞こえないことは、見ただけではわからんやろ。」

  

難聴者の話を真剣に聞く子どもたち


「私は今、こうして普通にみんなに話しているけれど、耳は聞こえていないの。」

「40歳で聞こえなくなった。子どもに、書いてほしいと頼んでも面倒がってしてくれなかった。寂しかった。」

「学校で補聴器をからかわれて毎日泣いた。みんなは友達にそんなことしないでね。」

  

みんなと同じ年頃に聞こえなくなることもあります。お母さんと同じくらいの年で聞こえなくなることもあります。

感想を聞かれてとまどう子もいましたが、うまく言葉にできないだけで、きっと何かを感じてくれたはずです。

  

聞こえない人、聞こえにくい人とお話できるかな?

1対1で難聴者(役)の質問に答えてみましょう。

  

「大丈夫かな?」とスタッフがちょっぴり心配していた1年生の2人も、しっかりした字で筆談していました。

読みやすい字の大きさで、まるで要約筆記者のようですね。

  

矢印の向きが、あれれ?? どうして逆さまに映るんでしょうね。

休憩時間にOHPに集まる子どもたち。影絵をしたりして、みんな興味津々です。デジタル世代には珍しいのかな。

後半では、あのスクリーンに、自分たちがロールに書いた字や絵を映します。

  

「えっ、あそこに映るの?」と、 目をキラキラさせる姿が印象的でした。

  

自分で書いたロールをスクリーンに映し、マイクを持って説明してもらいました。

  

字を書いてくれた子も、絵を書いてくれた子も、本当に頑張ってくれました。

  


最後に、ちょとお勉強。いろいろ覚えて帰ってね。

耳マークや蝶マークを初めて見るという子もいましたが「このホールの図書館の中にも耳マークはあるよ。」

おっちゃん(笑)に言われて、「え〜っ、どこやろ?」とまたまた目がキラキラと。

聞こえにくい人への話しかけ方、話し方、伝え方も金魚スタッフによる寸劇で 学んでもらいました。

難聴者役の最後のつぶやき、「初めから書いてくれたらええのに!」は主演女優賞物(?)でしたよ。

写真がないのが残念です。


今年の子ども企画は福祉体験講座と銘打って、楽しみながら聴覚障害について学んでもらいました。

「二時間頑張って勉強してくれた君たちに、『聞こえのキッズサポーター』の認定書を渡します。」

おっちゃん(講師)の宣言に、

「お〜っ、カッコええ〜。」と、子どもたちからどよめきの声がおきました。

一人ずつ名前を呼ばれ、難聴者から認定書とお土産の携帯用ホワイトボードが渡されます。

  

どんなのかな〜と首を伸ばして見る子、自分の認定書を手に取って眺める子。


今日学んだことを役立てて、聞こえにくい人、聞こえない人をサポートしてくださいね。

そして「さすがは聞こえのキッズサポーター!」と言われる存在になってくれたら嬉しいです。

参加してくれたみんな、そして保護者の方々、一日お疲れ様でした。ありがとうございました。

7月26日 納涼大会・輪投げ出店


福祉会館で行われた夏祭りに、例年通り輪投げのお店を出しました。

  

輪投げ一式は今年も県サークルさんからの借用です。

いつも本当にありがとうございます。助かっています。

  

幼児用、小学生用、その他の距離を決めるために試投中。

  

今年は景品がたくさん用意できたので、ケチケチしないでパァ〜っと還元することに。

1回10円(輪投げ5本)参加賞アリ、入った数だけ景品ゲットという大盤振る舞い。

  

キティちゃんのバッグ、くまモンのタオルハンカチ、ちびまる子ちゃんのマグカップ。

ある年代以上には懐かしい、鉄腕アトムのレジャーシートなどなど・・・。

万歩計や食品用タッパー、ウィスキーグラスなどの日用品も並びます。

  

そのせいでしょうか、小さな子から、リピーター、職員(?)さんなど、

ひっきりなしに接客に追われ、当初用意していた参加賞がなくなるほどの盛況ぶり。

中には、「おじいちゃんが欲しがってるから。」

と鉄腕アトムのレジャーシートをもらう子や、

「お母さんにあげる。」と万歩計をゲットする子も。

そんな子どもたちの優しさに、スタッフもほっこりした気持ちになりました。


夏祭りでの金魚の仕事はもう一つ。

祭り終盤のビンゴゲームで当たりの番号をホワイトボードに書き出しました。


今年の夏祭りも無事終了。

売り上げはロール1本が買えるくらいでしたが、楽しそうに景品を選ぶ子、 5本全部入って大喜びする子、
車いすから精一杯手を伸ばし、一生懸命 輪を手から放そうとする人、「リハビリみたいやね。」と笑う保護者の方・・・・。

みなさんの笑顔を見て一緒に楽しめたこと、楽しい時間を提供できたことが何よりでした。

また来年、お会いしましょうね。

7月23日 定例会

30日の納涼大会の打合せの後、子ども企画のリハーサルをしました。

応募人数が少ないことを心配していた今年の子ども企画ですが、 最終的には8名の小学生が応募してくれました。

良かったー。ありがとうございます〜。(^^)

人数が決まると、機材や机の配置も決められます。
講師の立ち位置、難聴者席、スタッフの動きと位置、子どもの誘導の仕方を確認しました。

今年は吉本新喜劇風(?)寸劇もあったりして、楽しい内容になっています。

楽しみながら聴覚障害と中途失聴・難聴者について学んでもらえたら嬉しいですね。

7月11日 社会を明るくする運動合同研修会

やまと郡山城ホールで行われた「社会を明るくする運動合同研修会」に要約筆記がつきました。

7月9日 定例会

台風が接近する怪しい空模様。突然の激しい雨に先着していたメンバーが思わず顔を見合わせました。

その数分後、びしょ濡れになったメンバーが到着。
濡れたまま冷房のきいた部屋にいると風邪をひくいてしまいます。上着は脱げても濡れたスラックスはどうしようもない。

「ぼく、帰りましょか?」

と言ったのは男性メンバー。女性だけならスラックスも脱げる???(笑)

「上着をOHPの前に掛けておけば、熱ですぐ乾くのでは?」

「いらんTシャツとか、着替えをおいておくべきかなあ。」

「脱いでも傘でテーブルの下隠しておけば大丈夫じゃない?」

・・・真面目なのか茶化しているのかわからない会話が繰り広げられました。(^^)


前半は11日の前ロール作成と、待機者のための表記とローテーション復習を同時進行。

お茶の後は、子ども企画リハーサルの第2回目と、その検証を行いました。



*子ども企画で配布するテキストに耳マークを掲載することになり、 4日付で全難聴に利用申請書を出していました。

9日にファックスとメールで承諾をいただきました。ありがとうございました。

7月4日 人権を考える市民集会

やまと郡山城ホールで行われた「人権を考える市民集会」に要約筆記がつきました。

6月25日 定例会

夏休み子ども企画の第1回リハーサル。

今までは役員主導で行っていたこの企画に、 今年度、金魚では初めてとなる「実行委員会」を立ち上げました。

要約筆記の制度が変わる中、派遣を担う「者」でない人にも多くのことができるはず。
支援員にできることは支援員に任せよう、との試みの第一弾です。

期待以上にみんな頑張ってくれて、資料もどっさり。(笑)

慣れない経験に四苦八苦することもあるでしょう。

「それは違うよ」とダメ出しされることもあるでしょう。

でも、自分達が軸となって企画・進行を考えることは、難聴者理解を深めることにもなります。

みんなでバックアップしますので、実行委員の方々、大変でしょうが頑張ってね!

6月11日 定例会

9日の三松寺での活動の反省会。

案内板の出し方、誘導の仕方などを振り返りました。

「案内板は、貼っておくだけでは見てもらえない。人が持って立っていた方がよかったかも。」

「バスの運転ルートが前もってわかっていれば、名所の案内ボードも出せた。 書いている間に通り過ぎてしまった。」

「ホワイトボード用のペンは、もっと太くて濃いものがいる。」

初めての経験にオタオタしてしまい、

「落ち着いて。」

と難聴者に背中をさすられた人や、

「初めてなの? こういう書き方がいいよ」

とアドバイスされた人もいたとか。

金魚としては、本当に良い経験をさせてもらい、とても勉強になりました。

白熱した(?)反省会だったため、お茶の時間がいつもよりずっと遅くなってしまったほどです。

お茶の後は7月の子ども企画の準備。イベント事が続きます。

企画委員はプログラムの打合せ、 その他の人はお土産となる携帯用ホワイトボードを作りました。

6月9日 全難聴近畿ブロック女性部一泊交流会・三松寺でのサポート

梅雨の真っただ中というこの時期、なにより心配だったのがお天気です。

せめて機材の搬入・搬出時だけは雨が降りませんように。

祈りが通じたのか、女性部のみなさまの日頃の行いが良かったのか、 1日を通して天気の崩れもありませんでした。

  

住職さんの法話を聞き、坐禅を体験する道場。

坐禅は左右の壁に向かって行いますが、座れない人は椅子のままでも大丈夫。

普段は合気道の稽古にも使用される道場です。

要約筆記のスクリーンが立ったのは、これが初めてのことだと思われます。

  

本堂には佛さまがいらっしゃるので、その前にスクリーンは立てられません。

ホワイトボードを用意し、ドキドキしながら女性部一行の到着を待ちます。


朝早くから宿泊先のホテルまで出向いてバスに同乗してくる人。

同じく早朝から、お寺の長くて急な階段を、息をきらせながら重い機材を抱えて運ぶ人。

手作りの案内板を各所に設置したり、 お出迎えの準備をしたり、時間は慌ただしく過ぎていきます。

サークルにとっては、大勢の難聴者をサポートするという初めての仕事でしたが、 みんなが助け合いながら、それぞれに与えられた役割を果たそうと頑張りました。

いつもの金魚の研修のように、顔馴染の難聴者のノートテイクだけすればいいというものでもなく、 何が起こるかわからない中での気配り、心配りが必要となりますが、 至らない点もたくさんあったと思います。

山門下で見送るメンバーに、バスの中から女性部の みなさまが笑顔で手を振ってくださるのを見て、やっと緊張をとくことができました。

この一日が、みなさまにとって良い思い出となりますように。

ほんの少しでも、そのお手伝いができたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

ありがとうございました。(サークル一同)

5月28日 定例会

先週下見をしてきた情報をもとに、本番で使用する案内板の作成や ゼッケンの準備をしました。

  

  

このゼッケンを作った時、「要約筆記者」という言葉は、今のように 要約筆記派遣を担う特定の人を表すものではありませんでした。

今から作り直す予算も時間もないので、 今回は厳密には「要約筆記者」ではないサポーターも着用します。

主に災害時の避難所で使用することを想定し、聞こえない人、聞こえにくい人が一目見て 筆記支援者を見分けれるようにと作成したものですから、言葉や字面にに拘るこもなく、 たぶん今後もこのまま使うことになるでしょう。

でも、オーダーメイドを発注できるような大口の寄付金があったなったら、話は別です。 すぐ新調します!

なので、「よし、それなら私が!」と思われた方、すぐさまご連絡ください。

サークル一同、熱烈歓迎いたします。(^o^)

5月21日 三松禅寺見学&ティータイム

来月、全難聴女性部が訪れるお寺を見学してきました。

お寺の方に案内してもらい、トイレの場所や数、洋式便器の有無、 迷子になりやすい場所、滑りやすい場所、段差のある場所など、みんなで歩きながら 確認しました。

やはり、現地に来てみないと解らないことがたくさんありました。

一通り見て回り、お寺の境内で当日の役割分担などの相談と、 次の例会で準備する物などを確認し合ったあとは・・・。

「さあ、お茶飲みに行こう〜!」

こういう相談はあっという間に、そして一人の脱落者も出さずにまとまります。(笑)

お寺の最寄り駅でもある近鉄九条駅近くに、イートインできる美味しいケーキ屋さんがあります。
外からウインドウを覗くと、席は空いているように見えました。
でも、さすがは人気のケーキ屋さん。大きなテーブルの上には「予約席」のプレートが…。

予約がなければ11人でも入れたのに!残念!
次回からは、私たちも絶対予約をいれようと、心に硬く誓ったのでありました。


で、それで諦めて解散しないところが金魚の金魚たる所以(ゆえん)でありまして…。

別の和スイートのお店、こちらもイートインができるお店に行先を変更し、 1時間半ほど和みの時間を持ちました。

いつも例会を行っている福祉会館からも近く、こちらのスイーツも美味でしたので

「たまには気分転換に、例会を早めに終えて、ここでお茶の時間にしてもいいよね〜。」

などという意見も出ていました。(^^)

5月14日 定例会

6月の全難聴女性部一泊旅行について、お手伝い内容を話し合いました。

小回りの利く金魚のような小サークルなら、いろんな意見やアイディアが出て、

「あ、それいいね。」

となると瞬時に予定を変更したり、決定したりすることができます。

けれど、県の難聴協の催しを、他地域のサークルさんと共に お手伝いの立場で参加するとなると、金魚だけの独自の判断では動くことができません。

いつもと勝手が違うので、メンバーも戸惑うことが多かったようです。

でもまあ、何事も経験。
金魚にとっては初体験の大所帯での活動ですが、 自分たちにできることを精一杯がんばりましょう。


お茶の後は画板型ホワイトボードを使った情報保障(?)の練習。

金魚が屋外で活動する時は、難聴者より筆記者の方が多いということもあり、 たいてい難聴者一人当たりに2〜3人の筆記者がついてノートテイクしています。

でも、6月のお手伝いでは圧倒的に難聴者の数が多くなるので、 リハーサルも兼ねて字の大きさや画板の支え方、見せ方などの練習をしました。

慣れない…というか、ほぼ初めての経験に悪戦奮闘。
書く人もそうですが、画板を支えるのも、文字を消すのも大変でした。

夏祭りのビンコビゲームの時くらいしか使わないホワイトボードですが、 なぜか5枚も所有していました。

イオンの黄色いレシートキャンペーンで買い足しておいて良かった。

備えあれば憂いなし!(^^)

4月24日 定例会

例年夏休みに行っている「夏休み子ども企画」もマンネリ化してきたため、 今年は内容を一新、リニューアルできるよう話し合いました。

いろんな意見が出され、集約していくのは楽しい作業です。
より良いものにするためにも、バラエティに富んだアイディアがたくさん出るのが好ましい。

だから新人さんも遠慮せず、どんどん意見を出してくださいね。
もちろん、それが採用されるかどうかは又別の話ですが・・・。(^0^)

次に、6月に奈良で行われる全難聴女性部の一泊旅行でのお手伝を募りました。

誰もいなかったらどうしようとの役員の心配をよそに、 出席者全員が「行けます」「行きます」と言ってくれました。

開催場所が活動地域と近いこともあり、参加しやすかったということもあるでしょう。
でもこういう時の金魚のメンバーの結束力って、本当にすごいなあと嬉しく感じました。

4月22日 大和郡山市制60周年記念式典

城ホールで開かれた大和郡山市制60周年の記念式典と 市民フェスティバルに要約筆記がつきました。

4月11日 「人権を確かめ合う日」記念集会

城ホールで開かれた「人権を確かめ合う日記念集会」に要約筆記がつきました。

4月日9 定期総会・例会

OHP金魚の定期総会が、普段通り何の滞りもなく、粛々開かれました。

お茶を挟んで後半は定例会。

山ほどある前ロールの原稿を、みんなで手分けしてせっせと書きました。

シンナーの匂いが充満していても、そこにいると解らないものですね。
トイレから帰ってきたメンバーが「うおっ!」と妙な声を上げていました。

この季節はまだインクの乾きも早くて助かります。
梅雨時など、なかなかロールを巻くことができず、汚さないように古新聞紙を間に挟まないといけません。

そうすると、生クリームやフルーツがたっぷり入ったロールケーキのように(笑)膨れ上がって、 とても嵩張ります。
おまけに本番前にそれを外さなくてはならず、手間もかかるし・・・。

この日が晴れてて良かった。(笑)

4月2日 お花見


今年の花見は、奈良県立民俗博物館のある大和民俗公園まで遠出(?)をしました。

  


古民家が立ち並ぶ敷地内を、桜をはじめ様々な植物が取り巻いています。

  


一年を通して花が楽しめる、散歩コースとしても人気の場所です。

  



なだらかな坂道を、時間をかけて、ゆっくり散策しました。

  


ぽかぽかと暖かい春の日差しの中でのランチタイム。

  


「腐ってないか心配〜」

「おかあちゃんに土下座して作ってもろうてきた」

「ボクの弁当だけ作ってくれてなかった」

「最寄りのコンビニが閉店してしまって、仕方ないから作ってきた」

  


いつもはお弁当はまとめて手配するのですが、今回はシートもお弁当も各自で持参する という初の試み。

いろんな理由で、いろんなお弁当が桜の下で広げられました。

3月26日 定例会

この日は福祉会館体育館内の2階にある部屋で行われました。
急な階段を登らなければならないので、機材は持ち運ばず、DVDによる学習会となりました。

録画してあったNHKの番組「ろうを生きる 難聴を生きる」から、 難聴者のバス旅行、難聴者の医療、ループ普及のための活動の3本立てです。

サークルメンバーからは、いろんな場面で 「へええ〜」「うーん」「え〜?」と、様々な思いのこもった声が出ていました。

お茶を挟んで後半は各種連絡事項と、意見交換会。

情報保障はノートテイクで行い、難聴者も健聴者からも、いつもより活発な意見が飛び交いました。

3月12日 定例会

テープを聞きながら書く練習で教材に選んだのが、NHK文化講演会の録音テープ 「今さら聞けない言葉のあれこれ」です。

NHKのアナウンサーだった人が講師をしているので、滑舌はしっかりして聞きやすく、 報道をしていた人だけに、話も横道に逸れることなく要領よく話されます。

でも、苦戦していましたね。

聞こえて来たことをそのまま書いていたのでは、とても追いつけません。 話の流れ、話し手の意図をつかんで伝わる文章にするのが要約筆記です。

そのためには情報の取捨選択が重要になってきます。
基本中の基本、削除・省略を常に意識するようにしたいですね。

3月8日 ふれあい祭り

演芸大会から名称が変わりましたが、今年も要約筆記で参加しました。

歌詞をスクリーンに映す作業が多いので、毎年、新人さんのデビュー現場となります。 今年も県講座を修了された二人がデビューしました。

講座と違って、現場では様々なことが起こります。

前ロールを巻いていた輪ゴムを外そうとして、焦って手がすべりゴムがピョーンと 飛んでストージの上に乗っかったり、出演者がプロジェクターの前で長々と演技して、 スクリーンいっぱいに影が映ったり。

プログラムにない歌が始まったり、演目の順番が違っていたり、もらっていた原稿とは違う歌詞で 歌ったり・・・。

情報保障をしている最中に

「次に出演する人の歌詞です。お願いします。」

とコピー用紙を持ってこられたりもしました。

せめて開会の前に持ってきてくれたら、準備のために早くから来ていたメンバーで なんとか前ロールにできたのですが、あまりにも間際の依頼のため、

「お預かりするが歌詞を出せるかどうかはわからない。」

としか言えませんでした。

初めて演芸大会に参加される方のようで、ステージに上がられてから

「今年は要領が解らなくて 前もって歌詞を渡すことができなかった。来年はきちんと映してもらえるようにする。」

と言っておられました。

その歌はその方のオリジナルだったので、思い入れもあるはず。 一番みんなに見てもらいたかった歌詞だろうと現場で判断し、字が小さくなってしまうのは 仕方がない。とにかく映そう、ということになりました。

OHCで目いっぱい拡大しても、A4用紙に普通に印字された文字はやっぱり小さい。
行間も狭くて読みにくかったでしょうが、それでも会場のみなさんの視線を集めていたように思います。

その後でステージに乗せた前ロールの歌詞の読みやすかったこと。
演芸大会の歌詞を前ロールで用意するのは大変ですが、その意義を再確認する機会ともなりました。

デビューした新人さんからは、

「前ロールはみんな字が揃っていてきれいだった。同時通訳の時でも こんな字が書けるように頑張りたい。」

との感想が出ていました。ちょっぴり耳が痛い先輩もいたりまして・・・。(笑)

一仕事終えた後、みんなで食べたお弁当は美味でしたね。お疲れ様でした。

3月5日 定例会

演芸大会の準備の後、来年度の例会回数について話し合いました。

来年度から金魚の例会は、原則第二・第四水曜日の月二回になります。
メンバーの高齢化(?)に備え、無理せず続けられる活動を行っていきたいと思います。

2月26日 やまと郡山盆梅展

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2月12日 定例会

第四水曜の2月26日は例会のお部屋が取れないと聞いていたので、 先週の例会でみんなで相談して、郡山の盆梅展に行くと決めていました。

ところが、お部屋が取れないのは なんと1か月先の3月26日だと判明しました!

そこで、2月26日はいつもの例会・学習会にするのか、 もう決まった通りに盆梅展に行くのか、話し合いになりました。

認定試験の前だから学習がしたいという人、 盆梅展は3月にはもうやってないから行くなら今でしょ!という人、 盆梅展は飽きたから、お部屋で遊びたいとわがまま言う人等々・・・

結局、多数決で盆梅展に行くことに決定しました。
たまには(?)息抜きも必要です。(^^)

後半は学習会。

先週に引き続き、難聴ニュースの記事を読んで、一人ひとり机で書いてもらいました。

試験を受ける人たちは気合がはいっていますね。 それぞれにずいぶん上手になられたと思います。

試験まであと2か月ほどですが、頑張ってほしいです!!

2月5日 定例会

連絡事項の後、難聴ニュースの記事を聞きながら書く練習をしました。

会長さんの新年の挨拶という記事を教材にしたのですが、障害者総合福祉法、権利条約の批准などといった 硬い言葉も出てきます。要約筆記者との関係を表現する「車の両輪」という言葉もそうですが、 知識がないとなかなか書くのが難しい字面です。

特に新しい人には馴染みのない言葉かもしれません。 今後も頻繁に耳にする言葉ですから、覚えておいてくださいね。

お茶を挟んだ後半は、新年会欠席メンバーの年末年始の3分間スピーチを書く練習をしました。

息子さんが用意してくれたサプライズプレゼントなど、なかなか興味深い話が聞けました。

いや〜、人を喜ばせるサブライズというのは、本当に難しいものです。(^^;

1月22日 新年会

今年の金魚の新年会は、西大寺にある貸切専用のイタリアンレストランで行われました。

会場の候補は他にもいつくかあがっていたのですが・・・。

15人前後で個室が利用できる、又は貸切ができるところとなると数が限られてきます。

女子会ならOKなのに一人でも男性が入るとダメだとか・・・。
なんでやねん、と思いたくなります。

こぢんまりしたお店は貸し切るのにはちょうど良いけれど、オーナーが一人で 切り盛りしているところがほとんどです。

お腹を空かせた(笑)大人数に、同時に同じ料理をサーピスすることができません。

「貸切」でネット検索して、やっとこさ見つけたお店が、ここでした。


  


しか〜し。思わぬ落とし穴が!

西大寺の駅から徒歩3分と近いし、3時間貸し切れるから食事もお喋りもゆっくり楽しめるし、飲み放題だし。

いつもとちょっと違った雰囲気で良いかも〜、と思っていたのですが・・・

その店があるのは4階。そしてそこには・・・、なな、なんとっ!

エレベーターがなかったのです!!!

そこまで下見してなかった〜っっっ。

ということで、息を乱しながら狭い階段を上って4階に。

集合時間に遅れて来た人が一人いて、 場所を問い合わせる電話がかかってきました。

さすがに誰も(ぜいぜい)、やっとたどり着いた4階から(はあはあ)、階下まで迎えに行く気にはなれません。

「遅れてきたのが悪いのよ」とばかり、 窓から外を覗きつつ、携帯片手に誘導するのみでした。(笑)


  

お料理はブュッフェスタイルで、アルコール・ソフトドリンクが飲み放題。

ただし、人数分の料理が出されるだけなので皿が空になったらおしまい。御代わりはありません。

  

店のご厚意でマイク1本を無料でを使わせてもらえたので、ノートテイクをするのに助かりました。

食事が一段落したところで、メンバーの3分間スピーチ。

奈良テレビに映った話や、イオンのレシートキャッシュバックで2万円返ってきた話、 救急車を呼ばれてしまった話などなど、お酒が回って話が支離滅裂になる人もいて、 おおいに盛り上がりました。

  

お料理の味はよかったけど、ちょっと量的に物足りない人もいたようです。

飲み放題だったので、普段はアルコールを飲まない人も、カクテルを注文していました。

オレンジジュースだけで3杯以上飲んだ人も。

今年1年、みんなで楽しく活動していきましょう!

1月8日 定例会

新年最初の例会。

いつもなら、のんびりと各自の年末年始の話に花が咲くところです。
でも今年は5月に行われる要約筆記者の認定試験に備え、しょっぱなから学習・学習、また学習。(^^)

受験予定者は本番に備えてテーブルで、それ以外のメンバーは 実践に備えてローテーションで練習しました。

一つの例文を三回に区切って検証したのですが、新人さんが回を重ねる毎に どんどん上達されて、「一日でこんなに上手くなるなんて」と感心しました。

他のメンバーも、恐れていたほど正月ボケはしてないようでした。ロールの交換も とても上手くできていましたし、検証の時も鋭い意見が出ていました。(^^)

試験を受ける人も受けない人も、今年も力を合わせて頑張りましょうね。



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