このページは要約筆記サークル・OHP金魚の
日々の苦闘を綴る 汗と涙と笑い(?)の記録です。

2011.1月〜20011.12月

  12月17日 手話サークル・クリスマス会

市の福祉会館で行われた手話サークルさん主催のクリスマス会に要約筆記がつきしまた。

  12月14日 講座反省会・定例会

午前中は今年度の要約筆記奉仕員養成講座の反省会。

交流会の時の難聴者・受講生の席の配置の仕方、 講師と受講生のやりとりの情報保障をスムーズにするにはどうするか、 会場スタッフとしての反省などなど、今回の 問題点、改善点をみんなで検討しました。

その後は慰労会を兼ねた昼食タイム。
サークルからちょっぴり(笑)補助してもらって、美味しいお弁当を頂きました。 午後からは新入会の方も参加しての例会があるので、残念ながら(?)アルコールは抜きです。 福祉会館だから当然ですが。(^_^)

毎年、皆でこうやってお弁当を食べると「ああ、講座が終わったなあ。」と実感します。 今年はスタッフの人数もギリギリで何かと大変でしたが、新しい人も入会してくれて、 また来年からも頑張れそうです。(^▽^)

午後からの定例会には新入会者2人が参加してくれました。

が、その前に。

来年早々の応用講座を受講するメンバーが、食事が終わったと思ったら OHPのところに行くので「どうしたの?」と聞くと・・・

定例会が始まるまで自主トレをするというではありませんか!
そういうことならと、過去の講演テープを流しローテーションでの情報保障をしてもらいました。 その後、検証しているところに新入会の方が合流。時間になったので定例会に移行しました。

定例会は自己紹介も兼ねて金魚のメンバーの3分スピーチ。

一人分のスピーチを交代で情報保障し、検証も行いました。

お姫さまや王子様(孫のことです)の話が出るかと思えば夫婦ゲンカの話、お得な旅行情報、 人は見かけによらない話、メンバー全員が「えっ!」と吃驚するような話も飛び出して、 なかなか興味深い話がきけておもしろかったです。

  12月7日 要約筆記奉仕員養成講座・最終日

9月から始まった講座も、この日が最終日。
現場体験実習と閉校式、それに続き交流会が行われました。

   

まずはチームに分かれて機材の設置。ローテーションの順番や責任者も決めます。 スタッフは黄色いゼッケンをつけ、受講生と見分けがつくようにしました。

そして現場実習がスタート!

 

 
難聴者講師・筆記者講師が受講生の情報保障を検証します。

実習も検証も終わってリラックスした様子。

難聴者さん4人を含む交流会は始終和やかな雰囲気の中で行われ、この日 修了証を手にされた全員がOHP金魚に入会してくださいました。感謝!!!

皆さん、本当にお疲れ様でした。

これからは仲間として一緒に頑張っていきましょうね。
どうぞよろしくお願いします。

  12月3日 ボランティアまつり

城ホールのレセプションホールで行われた、市ボランティア連絡協議会の主催の ボランティアまつりにOHP金魚からもお手伝いで参加させていただきました。

  12月3日 やまとこおりやま人権フェア

城ホールで行われた「人権フェア」に要約筆記がつきました。


大和郡山市のホームページに、OHP金魚と難聴協(なでしこ)が作成した 災害時用のゼッケンについての紹介が載せられました。
↓↓↓
http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/fukushi/welfare/syougai/002618.html

  11月19日 奈良ピンクリボンアピール2011

イオンモールで行われた「奈良ピンクリボンアピール2011」に要約筆記がつきました。

OHP金魚は奈良ピンクリボンアピールを応援しています。
今年もスタッフとしてお手伝いさせていただきました。

  11月12日 社会福祉大会

福祉会館で行われた福祉大会に要約筆記がつきました。

  10月29日 郡山地区社協講演会

福祉会館で行われた郡山地区社協の講演会に要約筆記がつきました。

  9月14日 要約筆記奉仕員養成講座・開講

午前中の打ち合わせでは、いつものように(笑)ネットオークションで買ったエルモの 中古OHC(正式名称・ビジュアルプレゼンター)の試験もしました。送料・手数料込みで 7000円ちょっとの買い物でしたが、思った以上の備品です。 早速、この日の講座で使用することに。

今回の受講生には男性が二人も含まれます。
勧誘されたのではなく、市の広報「つながり」を見て自分から受講を申し込んでくださった方々だけに、 皆さん熱心で、とても心強いものを感じました。

これから難しくなっていきますが、どうか最後まで頑張って修了してくださいね。

  9月7日 定例会

9名もの応募があり、今年度も講座が開催されることになりました。

今年は震災の影響か、「何か自分にできることを」と考える方が増えたためでしょうか。 いつもは苦労する、5人以上で開講という条件を早々に確保する事ができました。

とはいえ、市が講座を主催するようになってから初めての大人数。
しかも今年は動員できるスタッフが例年より少ないので、効率的に運ばないと 混乱をきたしてしまうかもしれまれん。事前の打ち合わせはいつもより慎重にせねば。

この日は当日の機材や受講生の机の位置、各自の担当などを話し合いました。

メイン会場となる福祉会館の会議室は、アコーディオンカーテンで3部屋に仕切れる仕様。 その為、一部屋として利用する場合はカーテン折りたたみ部分が部屋の 内側にせり出していて、単純に横2列に机を並べると、正面に立てた2台のスクリーンを 見ることができない席が出てきます。どこからでも見えるように、 ああでもない、こうでもないと配置を決めていきました。

長丁場の講座がいよいよ開講です。
皆で力を合わせて頑張りましょう!

  8月31日 定例会改め講座打ち合わせ

定例会の予定でしたが、9月からの講座の打ち合わせ変更しました。



8月31日、奈良県中途失聴・難聴者協会会長の上田牧子さんが亡くなられました。

上田さんにはOHP金魚、大和郡山市難聴協会共々、たいへんお世話になりました。 私たちを時には厳しく、時には優しく励まし、支えて下さった上田さんに、 心から感謝し、ご冥福をお祈り致します。


  8月24日 定例会

お盆休み明けの定例会。
納涼大会と子ども企画の反省・感想などを話し合いました。

子ども企画の感想としては、参加していた難聴者さんが

「小学一年生の子どもが、一生懸命ロールに字を書いて字幕を作ってくれているのを見て嬉しかった。 涙が出そうになるくらい感動した。一人一人と握手してお礼を言いたかった。」

と語ってくれました。

難聴者も筆記者も「来年以降もずっと続けて恒例にしよう。」と意見が一致し、 今年の反省を踏まえて、一年一年、より質の高いものにしていけたら、と思っています。

  8月3日 夏休み子ども企画「きこえない人のためにアニメの字幕を作ろう!」

定員20名で募集したこの企画。
実は誰も申し込みがいないかも、と腹をくくっていたのです。 「自分たちの勉強にはなるから、参加者ゼロでも開催だけはしようね。」と申し合わせていたのですが・・・。

それがそれが!定員の20名には届きませんでしたが、1年生から6年生まで、 各学年から参加があり、総勢18人!(当日欠席者を含むと19人) 嬉しい誤算でした!

本当はもっと広い部屋を確保したかったのですが、夏休みということもあって 競争率が高く、狭い部屋でも昼からしか借りることができませんでした。 朝から借りられたら、もっと余裕をもって機材なども設置できたのですが・・・。

部屋の鍵を借りられたのは1時50分。企画の開始は1時半。半時間あまりで全ての 準備を整えなければなりません。部屋が狭いので、今回はスタッフの数も絞っています。 ギリギリの人数でバタバタと机を並べ替え、機材を設置し、受付し、子どもを誘導し・・・。

とにもかくにもスタートです!

まず初めに音を出さずに1分間アニメを見てもらいました。

要約筆記奉仕員の養成講座では定番の「きこえない体験」をしてもらうのが目的です。 感想をきいてみると「おもしろくなかった。」「つまらなかった。」と答えてくれました。
なかなかいい反応です。(^▽^)

ご自分の体験を語る「なでしこ」の難聴者さんたちの話にも、 真剣な眼差しで耳を傾けてくれました。

字幕の作成では原稿用紙のようなマス目の下敷きにロールを流し、 「つるのおんがえし」のシナリオを皆で手分けして書いてもらいました。

 

 

出来上がったロールをつないで上映会。

この日の感想を聞いてみると・・・

楽しかった、おもしろかったという意見の他に、

「聞こえないって、すごく不便なんだと思った。」

「聞こえない人は大変なんだとわかった。」

「字幕がどんなに大事かわかった。」

と言ってくれる子どもさんも・・・。

見学の保護者の方からも「勉強になった。」と言っていただきました。

@聞こえにくい人、聞こえない人の全員が手話ができるわけではないこと。

A「書いて伝える」ことは自分たちにも簡単にできるボランティアであること。

B最近増えている「ヘッドフォン難聴」にならないよう耳を大事にすること。

少なくともこの三つは覚えて帰ってほしいと思っての企画でしたが、参加者それぞれに 何か考える機会となってくれたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

まだまだ小さな一歩ですが、これからも地域の人たちに少しでも中途失聴・難聴を理解していただけるような 企画を難聴者の皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

今回は初めての経験で、しかも参加人数の期待をしていなかっただけに対象が絞りきれず、 高学年の子どもさんたちには少々物足りない実習だったかもしれません。

今度開催する時は、低学年用、高学年用とシナリオを別々に用意するなど、この日の経験を生かし、 より充実した内容となるように頑張ります。

参加してくれたみんな、本当にありがとう!

みんなの周りに聞こえなくて困っている人がいたら、どうか力を貸してくださいね。

  7月30日 納涼大会

福祉会館駐車場で行われた納涼大会に、今年もまた参加させていただきました。

  7月27日 子ども企画リハーサル

翌週の子ども企画、「きこえない人のためにアニメの字幕を作ろう!」の会場である城ホールの会議室を借り、 本番前の打ち合わせを行いました。

サークルでは普段、福祉会館で活動をしています。しかし、今回は小学生を対象とする企画。 子どもたちだけでも参加できるように、交通手段や認知度から考えて、市民に馴染みのある城ホールの会議室で 開催することになりました。

初めての会場とあって、機材や机の配置、コンセントの位置など、確認することは山積み。 持ち込む機材もテーブル3セット、マイク、アンプなど、普通の派遣よりずっと多く、 当日手際よく設置するためにも下見は欠かせません。

 

ああでもない、こうでもないと配置を考え、当日の下準備と段取りを確認しました。

 

白い壁をスクリーン代わりにすることに。

お菓子の分配をアミダくじできめるティータイム。
これがこの日一番、盛り上がったかも?(笑)

  7月13日 定例会

夏休み子ども企画の打ち合わせ。

当日の各自の役割などを確認しました。

  7月11日 社会を明るくする運動合同研修会

城ホールで行われた「社会を明るくする運動合同研修会」に要約筆記がつきました。

  7月8日 人権を考える市民集会

城ホールで行われた「人権を考える市民集会」に要約筆記がつきました。

  7月6日 定例会

8月の子ども企画の打ち合わせ。
子どもたちに難聴・中途失聴、そして要約筆記を少しでも身近に感じてもらうための 企画ですが、なにもかも初めての試みです。定員20人の募集に誰も申し込んでくれなかったらどうしよう。 その時はメンバーの身内でなんとかしないとしかたがない。そんな不安でいっぱいでした。

けれど嬉しいことに、まだ応募の締め切りま二週間以上あるのにすで16名の申し込みが!

メンバー全員、力を合わせて頑張ります!

  6月29日 OHP金魚設立十周年記念食事会

いつも例会がお休みの第五水曜日に設定したせいか、今回は 参加メンバー15人という、こぢんまりとした宴会となりました。

場所は奈良市内の「東吉」。
なぜここに決めたかというと、送迎バスを出してくれるからです。(酒飲み仕様・笑)

いつもの福祉会館と近鉄九条駅を回ってもらい、自家用車組と合わせて全員が集まったのは12時。 1階のテーブル席と2階の個室、どちらにするか迷いましたが、他のお客さんに気兼ねせずに 食事や会話を楽しめるのは個室だろうということで、和室に椅子とテーブルを 設えていただき、ちょっぴりリッチなランチを頂きました。

 

梅酢とビールで乾杯のあと、各自お料理に舌鼓。
お酒とウーロン茶も入って賑やかに。

   

関西の夏といえば、やっぱりハモですね。

暑い日中に涼しいお部屋でご馳走を頂く至福を堪能を堪能しました。
自家製のわらび餅も美味しかったです!

「リッチな食事だというから、皆もっとドレスアップして着物とかでくると思ったのに。」

と、ある難聴者さん。

この暑いのに、そんなことできますかいな。自分も着てないじゃないですか。(笑)
だいたい、そんなの着てたらせっかくのご馳走が食べれません〜。
金魚はいつでも色気より食い気です。

「いつもよりは綺麗な格好してるよ。ほら。スカートはいてるでしょ。」

「派遣の時の黒子スタイルよりは良い服着てるよ。」

「どんなにおなか一杯になっても大丈夫なようにワンピース着てきた。」

「じゃ、今度は正装するようなドレスコードのあるレストランでも行く?」

「フォークとか落としても自分で拾ったらあかんねんで!」

お酒が進むにつれ会話も砕けて賑やかに。


要約筆記は本当に大変な仕事なので、悩んだり落ち込んだり、苦しいことも多いと思います。 でも、それだけじゃない喜びもあるはず。

この10年、難聴者さんと一緒にいろんな体験をさせていただきました。 これからも仲間と共に、オン・オフをきっちり区別して、厳しいところは厳しく、楽しい事は思いきり 楽しめるサークルでありたいと思います。

みなさん、20周年目指してがんばりましょうね。
その時は芸妓さん挙げて四季亭か菊水楼で豪遊か?!(笑)

  6月22日 定例会

前半は3つのグループに分かれてローテーションでの情報保障の練習。

DV講演会の時のテープを書きました。それぞれのチームで検討し、 内容と表記を確認しました。

後半はアニメ逐語文のチェック。

初めて夏休みに子ども向けに催す、この企画。 広報でも募集を呼びかけてもらっていますので、ぜひとも成功させたいところです。

  6月11日 ボランティア総会

福祉会館で行われたボランティア総会に、情報保障で参加させていただきました。

  6月8日 定例会

8月の子ども企画にそなえて作成したアニメの逐語文の検討。

しっかりした物を作っておけば、後々使いまわせるので漢字にするところ、 スペースの空け方などを皆で検討しました。

6月1日 ドメスティクバイオレンス講演会&交流会

市の難聴協会主催で行われた、ドメスティックバイオレンスの講演会に 要約筆記がつきました。

講演会終了後、いかるがの要約筆記サークルさんとの交流会が行われました。

奈良県内でまだまだペーペーだと思っていた金魚も、気がつけば10周年。 いつの間にか新しいサークルさんにアドバイスする立場になっています。 お話しているうちに、自分たちがサークルを立ち上げた時のことを色々と思い出しました。 私達の経験が、少しでもお役に立てればいいなと考えております。

ああ、でも・・・この10年、本当に色々なとこがありました。 そしてその履歴を、こうしてホームページにアップしてきました。 積み重なった記録を読み返してみると感慨深いものがあります。

5月25日 定例会

前半は10周年記念大会と、来週のドメスティックバイオレンス講演会の打ち合わせ、 お茶を挟んだ後半は8月の子ども企画の準備と、今年は何かと行事が多く 準備することがたくさんあります。

一つ一つ、皆で力を合わせてしっかりクリアしていきましょう!

5月11日 定例会

福祉会館は各サークルの総会が行われていたのか、満室の状態。 機材を置くのに十分な広い部屋が確保できませんでした。難聴者さんの参加もなかったこともあり、 夏休みの子ども企画、アニメ映画の字幕作りに費やしました。

幼い頃から中途失聴・難聴に対する理解を深め、コミ手段としての要約筆記を知ってらうことを 目的として、今年初めて夏休みに企画します。しかも城ホールです。会場費がかかります。 金魚としては異例のビッグイベントです。(笑)
詳細はまた、後日お知らせします。

この日は教材とするアニメの逐語文を作成するため、登場人物別に担当を振り分け、 何度もDVDを再生してはセリフを確認しました。

大人が何人も集まって狭い部屋でアニメを見る、というのも少々不気味なものが・・・。(笑)

お茶の後、各自持ち帰って自分仕様にアレンジしてきた災害用ゼッケンをつけ、 PR用とホームページ用の記念撮影。

PR用には、ピンクリボンでお世話になった美しい女性に モデルをしてもらおうかという意見も出ましたが 「要約筆記者が皆こんな美人だと誤解されたら困る」という声に、あえなく却下されました。(笑)

4月27日 総会

22年度の総会が行われ、今期の活動予定などの話し合いが行われました。

総会後は豪華お茶会。

現在は賛助会員である元メンバーから、手作りの稲荷寿司の差し入れがありました。 派遣の度に作ってきてくれて、「あのお稲荷さんは絶品だった!」と行事などで 顔を合わせる度にしつこく言っていたのが功を奏したのかも。
とっっても美味しかったです。ありがとうございました。またよろしく。(^▽^)

他にも古着を回収・販売して得られたお金で買ったロールケーキなどもあって、 総会でちょっと疲れた脳に糖分を補給することができました。・・・補給しすぎ???

4月23日 奈良県に「障害者差別禁止条例」を作ろう!学習会

市民交流館でおこなわれた学習会に要約筆記がつきました。

4月13日 定例会

 

この日の例会は災害時のゼッケン作りに費やされました。

11日に役員と難聴者の代表がイオンで布と糸、ペンなどの必要な品物を購入。 当初、ペンではなくパソコンで印字したものをアイロンプリントすることを考えていたのですが、 予算の都合上(笑)手書きすることになりました。要約筆記サークルですしね。(笑)

それにしてもイオンは良い所です。作成資金がいただけただけでなく、 場所まで提供していただけたのですから。

3階のフードコートの広いテーブルに、購入したばかりの 110センチの布を広げてメジャーと物差しで採寸し、チャコペンシルで印をつけ、 持参の鋏で切り分けるという、各自の家でやれば手間も時間もかかる仕事が効率よく行えました。 おかげさまで例会までに、アイロンやミシンがけなど縫製する前の下準備が楽にできました。

もちろん作業終了後には、皆そろってコーヒーも飲みましたよ。 けっして、タダで場所を借りたわけではありません。(^^;

 
福祉会館にミシンやアイロンを持ち込んでのゼッケン制作。

難聴者も筆記者も力を合わせてワイワイ賑やかに仕事を進め、 この日のうちに縫製の大部分が仕上がりました。

サイズが少々不ぞろいなのもご愛嬌です。 縫い目が曲がっていようと、現場ではそんなの誰も気にしません。 手書きの文字も、貧乏臭さではなく(笑)、むしろ温かみを 感じさせてくれる手作りの良さとなるのではないでしょうか。(希望的観測?)

 

 

肩ヒモの長さは冬場にコートの上からでも着用できるよう余裕をもたせて。
脇のゴムはそれぞれの体型に合わせて?(笑)

災害は起きないにこしたことはありません。でも備えは必要です。 このゼッケンを災害時ではなく、各種のイベントなどでだけ使用できれば、 それが一番です。

筆記の手助けが必要な方、このゼッケンを付けた人が現場にいれば、 遠慮なく申し出てくださいね。私達も市民の皆様にアピールしていきたいと思います。

4月6日 定例会

前半は連絡事項の後、今年度の主な活動の一つである「ゼッケン作成」の話し合いをしました。

このゼッケン制作は前年度からの懸案事項で、 災害時に避難所などで要約筆記者が着用することを目的としています。

難聴者がすぐに要約筆記者を見つけられるように、 また、聞こえにくい高齢者にも、このゼッケンをつけている人は 筆談に応じてくれるのだとわかってもらえるように、 遠くからでも目立つ色のもの、嵩張らないもの、春夏秋冬オールシーズン着用できるもの、 着脱が手軽で、しかも動きの邪魔にならないものをみんなで考えました。

ゼッケン作成資金には「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」の 下半期分でいただけることになったギフトカードを充当します。 市民の皆様の暖かいご支援で、上半期よりたくさんの金額がサークルに還元される ことになりました。皆さんのお心使いに感謝し、有効に使わせていただきます。


後半は金魚のメンバーでもあり、囲碁サークルの会員でもある三人が企画した 「囲碁の打ち方」の説明と、実際のゲームで盛り上がりました。

紙に書いた9路盤(きゅうろばん)の上に碁石を置きながら解説してもらい、 それをOHCで映しました。もちろんOHPでの情報保障つき。 ルールの説明と質疑応答の後、3つのグループに分かれて 実際にゲームを楽しみました。

派遣現場ではパワーポイントやスライドなどを使った講演が多くなってきています。 筆記者としては情報保障の工夫を、講師としては難聴者さんや初心者にわかりやすく説明する工夫 を勉強できたのではないでしょうか。
これはいずれ講座の講師を担当した時に活かせるはず・・・(笑)

ゲームをしてみて、難聴者さんのお一人がとても上手だということも解りました。もう一人の 難聴者さんも「囲碁のルール、初めて知った。知らない事が分るっていいね。」という 感想をいただきました。

こういう例会も楽しいですね。

3月30日 お花見交流会

 

今年も生駒の難聴者さん、要約筆記者さんをお誘いして交流会を開きました。

 

今年は気温が低い日が続き、少し寂しい桜の開花状況です。

 

三班に分かれていざ出発。
ガイドさんの詳しい説明で郡山の歴史や文化に触れることができました。

 
折り紙の金魚がシンボルマーク。   郡山城址公園は「桜名所100選」の一つ。

 

 
開花が遅れているせいか人が少なく、ノートテイクもゆったりスペースで。

 
郡山高校の向かい側から柳澤神社へ。
 
毎年、お城祭りで「数珠くり法要」が行われる天守台西側広場。
石垣の中に多数含まれた石仏や城史縁の諸霊を慰める大数珠。

 

 

 

桜の花もなくて「お花見」なんて寂いしいなあと思っていましたが、 城址の中を歩くと、しだれ桜など早咲きの桜がいくらか咲いて 春らしい気分になりました。

生駒の皆さんも案内付きの散策を楽しんで下さったようで、 ほんとにホッとしました。

観光ボランティアの人たちも良い人ばかりで、 最後は「皆さんのボランティアは素晴らしい!良い出会いをさせてもらった。」と 嬉しいお言葉を頂きました。

新人さんのノートテイクの勉強にもなったし、 私たちも郡山のこと、今まで知らなかった事などがわかって、 良い体験ができたと思います。

みなさん、お疲れ様でした。

3月23日 定例会

前半の連絡事項とお茶の後、30日のお花見交流会に備えて 立ったままでのノートテイクの練習をしているところ、当日お世話になる ボランティアガイドさんが三名、来られました。

雨の日に使用することになるプロジェクターの接続を確認された後、 再び一通りのコースをデモ的に案内してもらいました。

ガイドさんが聞こえにくい人を案内するのが初めてなら、 私達にとっても地元・郡山の歴史や文化の詳しい説明を ノートテイクでするのは初めての経験です。

お互いに有意義な催しになればいいですね。

3月12日 心のふれあい演芸大会

東北・関東大震災の翌日ということで開催を危ぶまれましたが 一年に一度の演芸大会を楽しみにしておられる方も多いのでしょう。 取りやめになることなく開催されましたが震災のショックは大きく、 演目の一部が中止・変更となったところもありました。

他のボランティアさん達や障害をお持ちの方々が、歌に演奏にお芝居に、手品やてっぱん体操など 趣向を凝らす中、私達も情報保障という「芸(?)」で参加させていただきました。


被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。
私達にできることを実行しながら、一日も早い復興を願っています。

3月9日 定例会

週末の演芸大会の前ロール作成。

演芸大会では毎年大量の歌詞を前ロールすることになるのですが、 さすがに10年もやっていると保管している前ロールも多いので 使い古し・・・いえ、リユース・・・まあ要するに以前作ったロールを 再び利用して、地球と環境に優しく対応することができます。(笑)

この前ロール作成は、新人さんや派遣に行く経験の少ない人にとっては 講座以外で「前ロールの書き方」を復習・勉強する場でもあり、 なかなか有り難いものでもあります。

派遣現場で「この前ロールは使えない。書き直して。」と 言われないように、覚えてくださいね〜。(^o^)

3月2日 盆梅展・定例会

この日の午前中、奈良県の難聴者協会の皆さんが私達の地元、 大和郡山に盆梅展を見学にいらっしゃるとの情報を得て、厚かましくもご一緒させていただきました。

地元の開催にも関わらず、サークルメンバーの多くは盆梅展を見学するのは初めてです。 年々豪華になってきているそうで、この日も次から次へと見学者が訪れていました。

 

経験の浅いサークルメンバーが、いきなり側にいた 県の難聴者さんに「書いて」と言われたそうです。

自分でいいのかなと思いつつ、一生懸命書かせてもらった。
とても勉強になった。

と言っていました。良い経験をさせていただき、有難うございました。

 

午後からは普段通りの例会です。

来週、郡山では初の要約筆記奉仕員登録者の見極め認定が行われるので、 その準備と最終確認をしているところに思わぬお客様が。

3月30日に予定している「お花見交流会」でゲストの案内をお願いしている ボランティアガイドさんが打ち合わせに来られました。

コースや時間などを確認した後、飛んで火にいる夏の虫(失礼)状態のガイドさんに マイクを渡し、「何の準備もしてこなかった」というのを馬耳東風と聞き流して(鬼?) 予行演習をさせてもらいました。

当日は立ったままでのノートテイクとなりますが、この日は練習も兼ねてOHPでも 情報保障をしていたので、スクリーンから要約筆記とはどんなことをするのかを見てもらう こともできました。

歴史用語の漢字の確認もさせていただき、筆記者サイドからも 「あちら」「こちら」ではなく「右手に見える櫓が・・・」というような言い方にして欲しいこと、 ガイドは歩きながらではなく、立ち止まって行って欲しいことなどを伝えることができました。

ボランティアガイドさんも難聴者を対象とするのは初めての経験だとか。 これを機会に、少しずつでも相互扶助できるようになればいいなと考えております。

「郡山の観光ボランティアガイドには要約筆記をつけることができます」なんてことになれば 財政難の大和郡山に観光客がどっと来てくれる・・・かも???

まず筆記者を育てるのが先なんですけどね・・・。(^^;)

2月23日 定例会

ビデオ撮影の2回目。

モデルさんの容姿を変える事は不可能ですが、服装はそれなりに明るくなりました。 でも映像って残酷です。自分が思っていた以上に年齢が如実に現れます。しくしく。

さて、デジカメ(しかもかなり旧式)で録画したのはいいですが、今度はこれを DVDに焼き付ける必要があります。しかし、サークルにはそういう方面に造詣の深い 人間はいません。なんとかパソコンには取り込み、CDには焼きつけできました。

CDでもパソコンとプロジェクターを繋げれば使用できるのですが 過去の経験からトラブルも多く、又誰にでも簡単に扱えるとなると デッキにさえ放り込めば自動再生できるDVDが理想的です。

講座が始まるまでにDVD化できれば良いのですが・・・。(^^;

2月19日 わが町ボランティア

   

毎年市のボランティア連絡協議会の主催で行われている「わが町ボランティア」。

サークルとしてのお手伝いはあまりできませんでしたが、手話サークルさんの ブースに要約筆記のチラシをおかせていただきました。

 

2月16日 城崎温泉カニツアー

 

実は今年はカニではなく、伊勢エビでも食べに行こうかという計画でした。

でも、去年の講座を修了した方が「カニツアーがあるから入会した。」と言うのを聞き、 急遽計画変更。新人さんにはどこまでも優しい金魚です。(爆)

例年積雪することがない奈良でも今年は雪の日が多く、お天気や列車の遅れを 心配していましたが、この日は晴天。金魚の旅行にしては珍しい!(笑)

それでもプチトラブルがあるのがウチの旅行!!!

ほとんどのメンバーは近鉄で京都まで行き、JRに乗り換えたのですが、 そのうちの一人に渡してあったJR乗車券が復路の物だったため、 自動改札が通れませんでした。ひ〜っっっ!!!(>_<)

特急列車の発車まで5分を切っています!
これに乗り遅れると楽しい旅行がパアになってしまう!!!

必死の形相で改札職員に訴え、そのまま通してもらうとホームまでダッシュ!!!
乗り込んだとほとんど同時にドアが閉まるという、朝からハードなエクササイズを こなすハメになってしまいました。・・・乗れてよかった。(大汗)

復路のチケットが2枚あるということは、他の誰かが 往路のチケットを2枚持っているということです。とりあえず指定席に落ち着いてから、全員に 自分のチケットを確認してもらいました。でも誰も手をあげない。

JRのプリントアウトが間違っていたのか???

乗車券だから金額は同じだし、問題はなかろうという事で車掌さんが来てから事情を話しました。 幸い城崎は自動改札ではないので出ることはできるということでしたが、それにしても 団体で発行したチケットなのに機械がこんなミスをするものか?

もう一度、今度は自己申告ではなく全員のチケットを検察しに行くと・・・。

「あれ〜、二人でちゃんと確認したのにね〜。」

・・・・・・・・・・・・・・・・ なにはともあれ、よかった。(^_^;)

無事に辿りつき、早速カニをムシャムシャ。食べ方にも性格が現れます。(笑)

個室が使えるコースは人数の上限があり、それよりオーバーしてしまった 今回は、個室使用の豪華コースよりは低価格になりました。 その分、お料理はどうかなと思っていましたが、カニ刺しの量が多くてビックリ。 料理の品数は豪華版と比べて少ないかもしれませんが、 カニだけは「これで来年まで食べなくてもいい」というほど頂きました。
もっと大人数だと宴会場が使えたのかも?(笑)

「風呂にはいったら帰りたくなくなる」「次は泊まりで・・・」という声も。

食後は出発まで自由行動です。
出湯を楽しむ人、買い物する人、それぞれに時間をすごしました。

 
お風呂や旅館などにはお雛様も飾られ、華やいだ雰囲気でした。

来年もまた、皆で楽しい思い出が作れるといいですね。
それを楽しみに今年の活動もがんばっていきましょう!←金魚名物・飴とムチ?(笑)

2月9日 定例会

来年度の養成講座で使用する「3分間難聴体験ビデオ」を自主制作しようということになり、 この日、初めての撮影を試みました。

「徹子の部屋」とは似て非なる(笑)対談仕立ての自前脚本で、出演もタイムキーパーも カメラマンも金魚の筆記者、録画は三脚に固定したデジカメという 超安上がりな撮影現場(社会福祉会館ボランティア室・笑)には・・・

「もっとカメラ目線で喋って。原稿読まない!」

「二人とも服が黒くて画面が地味!」

「普通、要約筆記しにくるのに黒っぽい服になるよ〜。」

「でも顔映りが暗くなるから。OHPのランプを照明にする?」

「ぎゃ〜、そんなの眩しいよ。偏光グラスで撮影するの???」

などなど、数名の俄かプロデューサー&司会&ゲストの声が飛び交いました。

結局この日の録画は予行演習ということで、次回、ドレスアップした(?)出演者で もう一度録画することに。

なかなか大変ですが一度作り上げると講座や例会での学習にも使いまわせるので、 皆で力を合わせて頑張って、できるだけ良い物を作りましょうね。(^▽^)

2月2日 定例会

30分間の話をローテーションで書く練習をしました。

新人さんも含めて二組で同時に情報保障をしました。
一日の長というのでしょうか。やはり先輩は一味違いますね。(何が?謎)

良いところは見習って、悪いところは(はい皆で反省・笑)反面教師にしてください。
すぐに何もかもできるようにはなりません。先輩だってまだまだ発展途上です。

ゆっくりでいいです。 少しずつで構いません。一緒に頑張っていきましょう。

1月26日 定例会

テープを使って情報保障の練習をしました。

言葉を拾うだけでは情報の伝達にはなりません。聞こえない人が、 読んで意味のわかる文章を書くにはどうすればいいのか。・・・難しいですね。

また、例会など、聞こえない人がいる場で発言する時の心構えについても考えました。

スクリーンの文字を頼りにしている人に伝わるように。

発言者と筆記者の双方が一番に考えなければならないのは、この事でしょう。

1月12日 定例会

今年初めての例会。
連絡事項の後、いつものようにメンバーの年末年始の話題で盛り上がりました。

人数が増えると、話の内容もバラエティに富んでいておもしろいですね。
今年も楽しい事がいっぱいのサークルにしましょうね。 今年もよろしくお願いします。



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