ノートテイクの反省では、バインダーの持ち方や見やすい角度を検証したり、
同時性の難しさ、事前学習の必要性、字の大きさや立ち位置など、
さまざまな問題が浮かび上がりました。
実際に経験してみると色んな事が見えてきます。「できなかった。」で
終わらせるのではなく、少しでも改善するには何をどうすればいいか、
まず考えて、そして実行していきましょうね。
6月23日 施設見学及びノートテイク研修

大仏様の掌の上
難聴協の施設見学に便乗し、サークルでもノートテイクの研修を行いました。
奈良市高畑にある志賀直哉旧居を見学するはずが、案内を引き受けてくださった
館長さんに急用ができ、ノートテイクを目的とした見学の行き先の変更を
余儀なくされ・・・。
梅雨時で天候が不安定ということもあり、できるだけ移動に傘が不要な所・・・
ということで探したところ、食事会場でもある近鉄奈良駅ビルにうってつけの施設が。
奈良の文化財や歴史を紹介する「なら奈良館」でボランティアガイドさんに
説明をしていただくことになりました。
でもその前に、まず腹ごしらえ。お腹が減っては書けません。(笑)
駅ビル8階にある北京料理「百楽」に皆が集合したのは11時25分。
4000円ほどのコース料理なら個室が使えますが、そこまで予算がありません。
しかし。開店前に大勢(17人)で店の前に屯していたのが邪魔だったのでしょうか。(笑)
小宴会が開けるような小広間を使わせていただきました。
もちろん、その部屋には他の客はいません。事実上の個室、貸切宴会です。(嬉)
折から奈良は遷都1300年祭開催中。なのでメニューも特別記念メニューをチョイス。
「大和のごちそうランチ」お値段1300円です。ターンテーブルでノートテイク用紙が
回ってくるのもご愛嬌。
......

食後はエレベーターに乗るだけで、あ〜ら楽チン、目的地へ。
ボランティアガイドさんの説明を5組に分かれてノートテイク。
会場がやや狭い(展示物が多い?)のと、暗いのとで少し書きにくかったですね。
ガイドさんも「ゆっくり、はっきりお願いします」と言ってあったのですが
私達があまりに熱心(?)
に筆記するので興に乗ったのでしょうか。話す度にスピードアップ。(笑)
......
予定時間を半時間ほどオーバーして施設を出たのは3時過ぎ。
当日の朝に見つけて急遽予約しておいた喫茶店で反省会となりました。
「三時から四時半まで17人で予約したい。」とお願いしていたのですが、
店の前には『三時から四時半まで貸切』の張り紙が。
聞こえにくい人とそのサポートをする
団体であることを伝えていたからでしょうか。三時というとティータイム。
遷都際で観光客も多いなか、思いがけずに嬉しいお店の配慮でした。しみじみ感動。
他のお客様に気兼ねする事なく、けっこう大きな声でお喋りを楽しみ、
各自お茶やケーキを楽しみました。美味しかった。
帰りに難聴者さんのお1人が「私達のために貸切にしてくれて有難う」と
挨拶すると「またいつでもご利用ください。」と言ってもらえました。
その時は前もってオーダーを入れておくと、もっとスムーズに対応できるとも。
確かに、いきなり17人分のケーキセットは、お店の方も大変ですよね。(^0^)
難聴者さんの少ない郡山ですが、賛助の難聴者さんにもご協力いただき、
若い(年齢ではない・笑)メンバーに屋外でのノートテイクを
体験してもらうことができました。
賛助会員の方々、ありがとうございました。
利用者の生の声を聞いて、各自今後の活動に生かせていきたいと思います。

6月9日 定例会
なんて美しい立ち姿でしょう。そして、なんと軽いのでしょう!
ついに念願のポータブルスクリーン入手です!
例会では三脚自立式のスクリーンでも問題ないのですが、
派遣現場に持っていくのはかなり重くて嵩張ります。
郡山ではOHPやスクリーンなどの機材を揃えている施設はほとんどなく、
あっても使用料が高くて手が出ません。高齢化してきて
足腰への負担が大きくなってきた(笑)
メンバーが、いつスクリーンを抱えたまま階段から
転げ落ちるかとハラハラしていたのです。
ポータブルのスクリーンは本当に欲しかった機材ですが、
市の財政も厳しいし、サークルにもそんな余裕はないし・・・と思っていたところに
助成金です!
「どこかから見守ってくださっているのでは?」と思わず辺りを見回してしまうほど、
森田記念財団さまには、いつもここぞという時に助けていただき、
一同、感謝の気持ちでいっぱいです!!!
この日は難聴者さんの出席がなかったので、9月から始まる講座に備えて
経験の浅いメンバーに機材の組み立ての説明を実習形式でやってもらいました。
普段の例会ではスムーズに設置できても、動作を言葉にして人に説明するのは
難しいものです。「これをこうして・・・」など、指示語を多用して説明すると
情報保障者が困ります。自分が要約筆記する時の事も考えながら、
的確な表現を探すのは大変でしたね。各部の名称も覚えてないと言葉にできないし。
でも、いきなり「やってみて。」と言ったのに、思った以上に(もちろん完璧ではありませんが)
上手くできていたと思います。本番に備えて何度も練習しましょうね。
後半は先週と同じテープでローテーションの練習。
何度か聞いた事があるからか、経験の浅い人も削除・省略はかなり
上手くできていました。次の目標は「意味の繋がる文章にするための補筆」ですね。
一つ一つ、頑張っていきましょう。

6月2日 定例会
森田記念財団さまより頂いた金一封は10万円。このお金で
以前から欲しかったリフトアップテーブル(高さを変えられるテーブル)と
持ち運びに便利な軽くてコンパクトなポータブルスクリーンを買っても、
半分以上残る計算に。
新品でも決して定価では買いません。格安物件を探すのは主婦の得意技です。
有り難く大事なお金ですもの、事業仕分け<よりもシビアに吟味します。(笑)
必要機材を購入した残りは、これまで頑張ってきた
皆への慰労金という形で散在することに。この日の前半は
難聴者さんも一緒にその相談をしました。たまには楽しい事もなければね。
明日への投資です。(^^)
後半は先週と同じテープをもう一度、二組に分かれてローテーションで書きました。

5月26日 定例会
この日の例会は開始早々ローテーションの練習。文化講演会のテープを全員が書き、
それぞれのチームで検討しました。
情報の取捨選択の仕方や、意味の解る情報保障にするための的確な補筆の仕方、
メモの取り方などを確認し合いました。
学習を前半に凝縮させたのは、後半のお茶の時間をゆっくり楽しむため。
久しぶりに顔を見せてくれたメンバーとのお喋りで和やかな時間を過ごしました。
たまには良いよね。(^^)

5月12日 定例会
連休明けの定例会は皆さんちょっとお疲れモード?(笑)
まず初めに、難聴者さんに読んでもらった例文を全員が机の上で書き、自己検討。
主に表記について「厳しく添削してね。」と言ったら「自分には厳しくできないよ〜。」と。(笑)
でも他人のを厳しくチェックするより、遠慮なくできると思うんだけど。
どっちが良い???
今年度の目標は、サークルメンバー全員が「チームワークでの情報保障」
をできるようにする事。ローテーションをしながら各役割を体で覚えてもらいます。
同じ例文を、読むスピードを変えて練習しましたが、ゆっくり読めば書きやすいかというと
そうでもなく、かえって聞こえたままを拾ってしまい、肝心な事を落としてしまうという
傾向が見られました。「速く・正しく・読みやすく」の基本と共に、内容が伝わる
情報保障ができるように皆で頑張りましょうね。(^▽^)
*嬉しい出来事
..........
イオンモール大和郡山では毎月11日、買い物をしたレシートに記載された
金額の1%を市内ボランティアに還元するという催しを行っておられます。
写真は5月11日の12時過ぎに撮影。撮影者が入れた1枚しか入っていません。
12日の例会では「夕方にはいっぱい入ってたよ。」という証言が!
こういうサークルがあるのだ、こういう事を必要としている人がいるのだと
市民の皆様に知っていただく良い機会を与えていただきました。有り難うございます!
*悲しい出来事
いつも機材を置かせてもらっている部屋で、
脚を開けたまま横倒しに投げ出されたテーブルを発見しました。
OHPやOHCを使う時に使用する、高さを調節できるテーブルです。
前回の例会後、きちんと折りたたんで収納していました。その後に
使用した人が無理やりたたもうとしたらしく、金具類が
かなりダメージをうけてしまい、結局畳めなくなってしまいました。
備品管理はサークルの自己責任です。
今までは、役に立つのであれば他の団体が使用しても特に差し支えないという
立場でいましたが、もう少し管理を徹底する必要があるかもしれません。
だってあのテーブル、高価なんだもん!(涙)

4月28日 定例会
例会30分前、何やらいつもと違う雰囲気を漂わせていた福祉会館会議室。
「OHP金魚」のプレートがぶらさがっているにも関わらず、ぴったりと閉まった扉を
そろそろと開くと、そこには・・・
OHPで自主練習に励むメンバーの姿が!・・・金魚始まって以来だわ!!!(^^)
例会準備を済ませた後、難聴協ニュースの記事を例文にして
情報保障の練習をしていました。すご〜い。偉い!嬉しい!!
例会前半は難聴者さんに例文集を読んでもらっての練習。二つのグループに分かれて、
それぞれの要約筆記を自分達で添削した後、難聴者さんにも意見をきいて
「伝わる要約筆記」を確認しあいました。
連絡事項の後は自主講演企画の相談。アメリカ人英語講師を
迎えての異文化交流企画が承認されました。日本語でスピーチしてもらう予定です。
詳しく決定すれば又お知らせします。サークルメンバー以外の参加もお待ちしております。

4月14日 総会
21年度の総会がつつがなく開かれました。
21年度は通常の活動の他に、緊急連絡方法の冊子作成という
時間は掛かりましたが中身の濃い活動ができたのではないかと思います。今年度も
皆で力を合わせて、よりいっそうの努力をしていきましょう。
4月8日、森田記念福祉財団様よりOHP金魚が表彰され、金一封を頂きました。

思いがけない朗報にメンバー一同感激しました。いただいたお金を有効に活用し、
尚いっそう難聴者理解と要約筆記の普及に努めていきます。
本当に有難うございました。

4月14日 難聴協総会
市中途失聴・難聴者協会の21年度総会に要訳筆記者が派遣されました。

4月7日 定例会
お花見交流会の反省会。
初めて交流会を担当した若手(年齢ではない・笑)の皆さん、お疲れ様。
可愛らしい名札を用意するなど、古株メンバーが思いつかない新しい
試みもあって、よかったです。
難聴者さんを対象として企画をするのは初めてだっただけに、
用意した勝敗表が小さくて見えにくかったり(ホワイトボードに急遽書き直しました)、
予備のゲームの開始合図について、参加されていた生駒の難聴者さんから
「私ら声ではわからへんから肩叩いて」と教わったり、いろいろ勉強になったと思います。
感想としては、勝敗のはっきりした単純なゲーム、頭ではなく体を使うは楽しいという意見が。(笑)
反省点は、ケツ圧ゲームの時に、もっとマットか座布団を用意するべきだった。怪我がなくてよかった、と
いうものや、交流会の準備に手間取ってお客さんを迎える金魚のメンバーが少なかったというものがありました。
来年に向けて、改善していきましょう。
それから、生駒の難聴者さんから「席からスクリーンが見えにくい」という声があったのに
何の対応もしなかった、という深刻な事実も判明しました。
本当に申し訳ありませんでした。
金魚の要訳筆記者の認識が甘かったことをお詫びいたします。
初めて担当した交流会の進行に頭が一杯で、配慮に欠けたようです。これに懲りずに今後とも
ご指導いただきますよう、お願いしたします。
サークルでも、よりいっそうの難聴者理解に力を入れていきたいと思います。

3月31日 お花見交流会

今年はお天気も良く、桜の下でお弁当を広げる事ができました。
生駒や奈良、西宮からも参加があり、半日楽しく過ごさせていただきました。



11時に郡山に到着された皆さんと郡山城址の桜を見学しながら花見会場へ。

桜の前の記念写真のつもりが・・・人で桜が見えな〜い。(笑)




まだまだ気温が低いので、お弁当を食べた後は早々に福祉会館へ移動。


ウォーミングアップとスキンシップを兼ねた「人間知恵の輪」

4つのグループに分かれて、総当り「勝ち抜きジャンケンゲーム」と
予備に考えていた血圧ならぬ「ケツ(お尻)圧ゲーム」で勝敗を競いました。

女性陣のお尻の圧に吹っ飛ばされる男性。
「1、2の3」の掛け声に合わせてバンザ〜イ!と雄叫びを上げる勝者に対し、
負けたチーム全員が、頭が高〜い、控えおろう〜「へへ〜っ」と平身低頭。
勝ったチームは優越感に浸れたておもしろかったようです。写真がないのが残念。
今年は小さい子どもさんも参加され、いつも以上に和やかな雰囲気でした。

3月24日 いきいき元気なまちづくり
城ホールで開催された「いきいき元気なまちづくり」に
要訳筆記者が派遣されました。

3月24日 定例会
31日のお花見交流会を控え、交流会でのゲームについて話し合い。
交流会実行委員は新入会したばかりの人を含む若手の面々。
わかりやすく楽しいものをと色んなアイディアを出してくれました。
「あっち向いてホイ」という意見にまとまりかけたところ、この日唯一出席していた
難聴者さんから、聞こえない人にはタイミングが取りづらいと指摘され、
全員、目からウロコ。言われてみればその通り。でも、言われないとなかなか気づかない。
結局決まったのは去年と同じ人「間知恵の輪」と、勝ち抜きジャンケンゲーム。
どちらも体一つでできるゲームです。ジャンケンも聞こえにくい人がタイミングを取れるように
手拍子のリズムに合わせるという工夫がされました。
お茶の後、全員でゲームのリハーサル。思ったより盛り上がり、楽しかったです。
本番も皆さんに楽しんでいただけると嬉しいですね。
後半は新人さんのローテーションの練習です。
OHP金魚のことを説明したテープを使って書いてもらいました。
内容を正しく伝えることの難しさを感じてもらえたと思います。
添削で訂正・補筆をしている時、難聴者さんが「ああ、そういう意味だったのね」と。
情報保障のロールだけでは意味がわからず首をひねっていたそうです。
自分では書けたつもり、伝えたつもりでも、聞こえない人に伝わってなければ
意味がありません。伝わる要約筆記を目指して、一歩一歩、一緒に頑張りましょうね。
、

3月13日 ふれあい演芸大会
色んなサークルさんや障害団体の方が参加して、
今年も賑やかに行われました。
毎年、この演芸大会には講座を修了して間もない人に参加してもらうようにしています。
ほとんどが前ロールで処理できるとは言いながら、次々に演じられる
曲やお芝居の前ロールを速やかに的確に出すのは大変だったようですね。
司会者と演者の掛け合いなど、
同時性と内容を求められる情報保障も難しかったと思います。
現場の雰囲気と、どういう事をするのかを解ってくださればOK。
徐々に慣れていって下さい。お疲れ様でした。(^▽^)

3月10日 定例会
毎年恒例の「心のふれあい演芸大会」の前ロール作成。
演芸大会ではサークルとして舞台に立つわけではありませんが、
縁の下でお手伝いさせていただいています。
歌詞やお芝居のセリフを皆で黙々と(笑)書いた後、
差し棒の示し方やロールの引き方をチェックしました。
休憩時間に頂いた、メンバー差し入れの白玉だんごが美味しかったです。

3月3日 定例会
前半はピンクリボンの反省や市のボランティア登録更新の説明。
後半は2グループに分かれてローテーションと情報保障の練習をしました。
メモのとり方、見せ方、伝わる書き方、言葉の選び方など全員で検討しました。

3月1日 チャットルーム「なでしこの花畑」開設
難聴者も健聴者も関係なく、インターネット上で何人もの人と
お喋りを楽しみたい。
そんな思いでチャットルームを開設しました。
現在確認されているだけでも10名の方がチャットルームを訪れてくださっています。
たくさんの方に利用され、愛されるチャットルームになればと思っています。
興味のある方はお気軽に覗いてみてくださいね。トップページから入れます。

2月28日 奈良ピンクリボンアピール2009
大和郡山市中途失聴・難聴者協会も共催しているピンクリボンアピール。
今年は地元やまと郡山城ホールでの開催となりまた。
要約筆記者として派遣された以外のOHP金魚のメンバーも、お手伝いさせていただきました。
中でも素晴らしかったのは(自画自賛・笑)手書きの大題目!
サークルでは油性ペンで書く横書きの文字に
「続け字にならないように気をつけて。」と言われる事の多いメンバーの、本領発揮の大作です。
墨をたっぷり含ませた筆が、まるで生き物のようにサラサラと・・・。横で見ていて感動しました。
「これくらいやったら、いつでも書くで。」と頼もしいお言葉!
誰もが自分にやれる事で協力していく。それが金魚のいいところだと思います。
これからもよろしくね!!

2月24日 聞こえにくい人のための「地デジデジ説明会」
OHP金魚全面協力、市難聴協「なでしこ」主催の説明会。
会場はいつも例会をしている福祉会館の会議室。デジサポ奈良の方々が
説明の為にアンテナやテレビ、DVDやプロジェクターを設置されるていきます。
アナログと地デジ、二つ並んだテレビに映るのは、バンクーバオリンピック。
その中でも、冬季の花と呼ばれる大注目の女子フィギュアスケート・ショートプログラム!
最終滑走の安藤美姫の演技が始まったのは説明会開始時間の15分ほど前で、
「これが終わってから始めましょうか。」と、まんざら冗談てもなさそうな
スタッフの方が、こちらがお願いする前に「字幕でみましょう。」と
設定してくださいました。
地デジの字幕というものが、文字は大きいけれど配置に難があり、時には
見たい映像の邪魔をしてしまう事もあるのだという事もわかりました。
安藤選手の得点が出たところでちょうど時間となり、皆落ち着いて説明
を聞くことができました。(笑)
15分ほどの手話・字幕付きDVDを見た後、スタッフの方が補足説明をされます。
その後、地デジについての質疑応答です。質問は前もって用意していたものと
当日に受け付けたものがあり、それぞれに解り易くていねいに答えていただきました。
一時間という約束でしたが、30分も超過してしまったほどです。本当に
ありがとうございました。

2月10日 定例会
この日は欠席者が多く、少し寂しい例会となりました。
おかげでオヤツの分配率が高く、かな〜りカロリーオーバーになったのでは?(笑)
前半は連絡事項、後半は24日の地デジ説明会に備えての学習。デジサポからお借りした
DVDをスクリーンに映してのお勉強です。
24日の説明会は市政だよりにも取り上げていただきました。多くの市民の方が
いらしてくれると嬉しいですね。そして、「要約筆記」というものを
見ていただき、知っていただく機会になればと願っています。
昨年から市難聴協と共に作成を進めいてた「緊急連絡方法」がまとまりました。
冊子の内容をホームページでも見ていただけるようにしましたので
興味のある方はご覧ください。トップページからリンクしています。

2月3日 定例会
大和郡山市中途失聴・難聴者協会の愛称決定!
入会者希望者を募るにはどうすればいいか。どうすれば会員が増えるか。
どの地域でもこれは大きな問題だと思われます。大和郡山ではその試みの一つとして、
中途で失聴した人が、ちょっとためらいを覚えるような正式名称とは別に、
親しみやすく柔らかいイメージの愛称をつけることになりました。
かがやき、ひだまり、ほんわか、まったり・・・
おおむらさき、もんしろちょう、ちょうちょ、てふてふ・・・
すずらん、ひなげし、ひまわり、なでしこ、たんぽぽ、さくら・・・
多くの候補が出ましたが、市内の高齢ろう者のグループも花の名前であることから、
私達も花にしようということに。
「たんぽぽ」の響きが
可愛らしくていいのではという意見もありましたが、
『綿毛が耳に入ると聞こえなくなる』と言われた事があるという意見も出て、
不快な思いをされる方もあるかもしれないと却下になり、
すずらんも毒草だという事で却下され・・・
最終的に 『なでしこ』に決まりました。
大和郡山市中途失聴・難聴者協会「なでしこ」です。
以後、お見知りおき下さい。どうぞよろしくお願いします。(^▽^)
お茶を挟んだ後半は、先週に引き続きメンバーの3分トークを
ローテーションしながら書きました。検討ではチームワークで情報保障する事の意味、
主筆の邪魔をしない補筆の仕方、内容のわかる書き方などを皆で考えました。
「難しい・・・」という声があちこちから。
そうですね。とても難しい事を要求されていると思います。
完璧にできることなど有り得ないかもしれません。
でも「この文字情報を頼りにしておられる方々に少しでも伝わるように」
という気持ちだけは忘れないようにしたいですね。

1月29日 新年会・越前カニツアー

今年の新年会は特急雷鳥に乗って敦賀へ行きました。
去年の悪夢が蘇るメンバーは、「地震がおこりませんように」と天に祈りつつ特急列車に乗り込みます。
車窓からの景色に雪が見られるようになった頃、目的地敦賀へ到着。
「えっ、もう着いたの?! もうちょっと乗っていたかった。」と感じたほどです。
去年長時間列車で待機した経験から、幹事さんがオヤツをどっさり用意してくれていたのに
も食べる暇がありませんでした。(^^)
駅から送迎バスで「敦賀きらめき温泉リラ・ポート」に向かいます。
天然温泉やプールも楽しめる娯楽施設で、いつもとちょっと趣の違ったところでした。
でも! 料理は大満足!
テーブル席での食事も足に負担がかからず、なによりカニだけではなく
デザートやお寿司、飲茶にドリンクフリーと、バラエティ豊な食事が楽しめました。
お腹いっぱい食べた後でもケーキやフルーツは別腹です。(笑)
他にも茶碗蒸し、天ぷら、お蕎麦等が随時運ばれてきました。
食事中、唯一の男性参加者が酔った勢いでとんでもない過去の悪行(?)を告白。
女性陣の顰蹙 (ひんしゅく) を買ったとか買わなかったとか・・・。
食後、温泉を楽しむ人、買い物にいそしむ人、ゆっくりリラックスする人と
それぞれにのんびりした時間を楽しみました。
メンバーの一人が貧血で倒れたり、帰りのバスの連絡がうまくいかなかったり、
無事帰りの電車に乗れたと思ったら、京都から先電車が動かないという情報が入ったり・・・。
その連絡はアナウンスだけでしたので「要約筆記者がいてくれて助かった。」と
難聴者さんがおっしゃっていました。こんな時、本当に文字情報が必要だと思いました。
さあ、アメは十分にしゃぶってもらいましたよ。(笑)
今年一年、しんどい事も多いでしょうけど、頑張っていきましょうね!
PS. 綺麗に写ったツーショット写真もありますが、いらぬ誤解を招くといけないので
掲載しません。(笑)

1月27日 定例会
この日は珍しく難聴者さんの参加がありませんでした。前半は緊急対処法の原稿の
最終確認、後半はメンバーの3分スピーチをローテーションの実習を兼ねて
情報保障しました。
お正月の過ごし方、年賀状にまつわるエピソードなど興味深い話が披露され、
検討時、「その書き方だと不倫関係みたいに誤解される」とか
「体言止が多いと突き放した感じに受け取られる」とか・・・。
「おそらくこうなんだろうと思い込んで書き進んで行ったら違う方向に話がそれて・・・」とか、
爆笑(ホントはそんな事じゃいけないんだけど・苦笑)の添削時間となりました。
書く事も大事ですが、要点を解りやすく話す事も大事です。
サークルの中では自分が書く時も話す時も、
『筆記者が書きやすい=聞こえない人に伝わりやすい』事を意識していきましょうね。

1月13日 定例会
今年の年初めは例年に比べて議題が多く、あんまりのんびりしたムードにはなりませんでした。(^^;)
派遣申請の仕方や要約筆記者の対応を確認した後、去年から整備を進めている
難聴者向けの緊急連絡ガイドの検討など固い話も多い中、去年の講座を修了した新人さんも
OHPで情報保障してくれました。焦らなくていいので、これから一緒に頑張っていきましょうね。
そしてそして。金魚恒例お楽しみ企画「かにツアー」、今年も開催決定。。
今年は雪が多いから、電車さえ動いてくれれば雪景色の中で雪見酒・・・なんてオツな
体験もできるかもしれません。

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