このページは要約筆記サークル・OHP金魚の
日々の苦闘を綴る 汗と涙と笑い(?)の記録です。

2002.3〜12月


12月18日 クリスマス・キャンドル一日講習。



今年最後のOHP金魚の活動は、フラワー・アレンジメントの先生をお迎えして、 生花を使って豪華なクリスマス・キャンドルを作りました。
参加者は金魚のメンバーである難聴者と要約筆記者及びその家族、
金魚の賛助会員様、それにろうの方の13人。

しかし、この日はハプニングの連続!(笑)

まず初めは、いつもホームページに掲載する写真を 撮ってくれている金魚のメンバーが、「デジカメ忘れた」と取りに帰る事に。
それから時を置かず、「オアシス持ってくる忘れた!」と青い顔の先生。

アオシスというのは水を含ませたスポンジみたいなもので、そこに花を挿していくため、 これがないと始まらないのです。 10年以上フラワー・アレンジメントをされている先生も、ご自分がメインとなって 人に教えるのは、実は初めての経験。
この日もかなり緊張されていたようで、 前日から、自宅のお風呂場で水に浸けておいてくださったオアシスを取りに帰られることに。

その間、本人不在のまま先生のプロフィール紹介とOHP金魚の連絡事項をすませ、 新年会の参加者の確認をし、それでも時間は余ってしまう。
どうしたものかと困っていると、 金魚で唯一の男性要約筆記者が、得意の手品を披露してくれることに。
西川さん、ありがとう。(笑)

なんとか間を持たせたところで先生ご到着。
それでなくてもシャイな先生、恐縮しまくりでなかなか部屋に入れませんでした。

「うっかりミスは誰にでもあること。そんなに気にしないで」などと偉そうな事を言っていた 私も、一人一人、自分の作品を胸に記念写真を撮ろうと用意していたカメラの電池切れに まったく気が付いていなかったのです。(苦笑)

はい、私が忘れなかったカメラは、なんの役にもたちませんでした。(爆)

そんなこんなで、すったもんだしておりましたが、生花を思い思いに切って、挿して、 どんどん形を整えていく(崩していく?)のは楽しかったです。
押し花の時もそうだったけど、同じ材料を使っても千差万別。 個性的なキャンドルが出来上がりました。

先生曰く、「こんなに手早く完成させるのは珍しい」とのこと。これは押し花の時も 言われました。悩みに悩んで時間がかかる人も多い中、このメンバーは 思い切りがいいのか大雑把なのか(笑)、通常の半分の時間で仕上げました。 でも考えてみれば、これは要約筆記に必要な判断力って物ではないかしら?(笑)

出来上がった作品を並べて記念撮影。

どうです?ステキでしょ。
キャンドルももちろんですが、その後ろの、 金魚が誇る綺麗どころも。(爆)
あ、石を投げないで〜。(笑)


これで今年の活動はおしまい。
来年早々には要約筆記者養成講座が始まります。

今年も一年、ありがとうございました。
来年も又、よろしくお願いいたします。



12月11日 今年最後の定例会

前半は西中での体験講座の反省会。中学生にいかにしてボランティア・又は要約筆記 に興味を持ってもらうか、聴覚障害について理解してもらえるかについて、意見を 出し合いました。

講座にビデオを使っては? 
OHPに触れる時間をもっと増やしては?等等

これを参考に、来年のプログラムを作成したいと思います。

後半はメンバーの一人の退院祝いを兼ねた納会。社協の近くの「弁慶」でお茶会。
人数も多いし、予約しようと会計担当が電話をしました。
「弁慶」は市内でも有名なフランス料理店。電話番号レストランのものだったので

「喫茶の方に繋いでください」と言ったところ、
カフェですか?」と聞き返されたとか。

意味が通じるならわざわざ言い直さなくてもいいじゃないかよ〜っっっっ。(笑)
平均年齢30歳を軽くオーバーしている(笑)メンバーには、
「カフェ」なんて言葉は日常語ではないのでありました。
郡山で「カフェ」もないだろう、と私は思います。←暴言?(^^;)

でもケーキは美味しかった。店内も静かでゆったりとしていたし。
このお茶会の費用は、西中から頂いた礼金から捻出しました。メンバーの一人が 「一番高いケーキ注文しちゃったけど、いい?」と言うから、「それだけ働いて もらうからいいよ。カラダで返してね」と言う一コマも。(笑)

いつもの会館から抜け出して、たまにはこんな交流会もいいですね。

唯一つ、残念なことが。
2時半に社協を出て、カフェ(爆)に向かったのですが、その後、OHP金魚を 見学に来てくださった人があったそうです。ドアの所に張り紙でもして行けば よかった!!!



12月4日 学習会

定例会だけでは技術の向上に不安があるので(つまり、それだけまだ未熟ってことです) 月に一度の学習会を開く事に。
この日はシリーズ講座の反省。録音したテープを元に、 こんな時はどう書くべきか、というのを中心に検討しました。




11月30日 公民館連絡協議会シリーズ講座

南部公民館での第二回シリーズ講座に要約筆記を付けさせていただきました。
夏に第一回講座が行われた時は、こちらからお願いして参加させて いただいたのですが、今回は主催者様よりご依頼頂き、感激。

OHPを設置している時に、会館の方から「マイク用意しましょうか?」と 言われたり(笑)。まだまだ認知度が低いですねー。でも私たちがいろんな ところで活動することで、皆さんに知っていただけるのではないかと思います。 これからもめげずに頑張りましょうね。

講演会は予想以上の人出で、急遽椅子が増やされました。
そんな中、先日の拡大学習会で学んだ「同時性の重要さ」を意識し、 気合の入るメンバー(笑)。でも、なかなか上手くいきません(涙)。 話し手の言い間違いなど、学習した事を復習するような内容が。 要約筆記を知っていただくのと同時に、私たちも一歩一歩ステップ・アップ していきたいですね。



11月27日 拡大学習会

いつもの例会の予定を変更して、県の要約筆記サークル「わかくさ」さんが 主催する拡大学習会に参加しました。

他の市町村の要約筆記者や、難聴者さんとお会いして、いつもとはまた 違った雰囲気。同時通訳の難しさや、要約筆記をしていての疑問点、質問など、 多くの方のご意見を伺い、「なるほどー」と唸ること多数。 まだまだ経験不足の私達ですので、諸先輩のご意見は貴重です。

サークルメンバー以外の要約筆記者の前で情報保障するのは、 冷や汗、脂汗。でもそれも貴重な経験です。厳しいお言葉も頂いたけれど(笑)、 みんな、ガンバリましょうね!

ところで、今日情報保障を逃げた人! 強制的に、来月のキャンドル講習の司会、及び 要約筆記をしてもらうからねーっっっ!
§^▽^)〆おーほっほっほ。(笑)


11月20日〜21日 西中学体験学習

昨年に引き続き、大和郡山市立・西中学校で要約筆記の体験講座をさせていただきました。 。他にも色々あった中で、要約筆記という耳慣れないコースを選んでくれた約30名の 1年生と一緒に、私達もいろいろ勉強させていただきました。

午前・午後と長丁場の学習で、退屈するのではと不安もありましたが、 難聴者の皆さんの体験談を熱心に聞いてくれましたし、 実際にペンを持って書いたり、OHPの前に座って要約筆記する時には、 興味を持って楽しんでいただけたように思います。

今すぐに「要約筆記者になろう!」と思わなくても(笑)、要約筆記というものが どのようなものであるか、そして、それを必要としている人がいるのだという事を、 頭の片隅にでもおいてもらえればと思います。

それにしても。中学生のみんな!元気だねー! とっても寒かったけど、みんなは毎日あんなに寒い教室で勉強してるのね。若いって 素晴らしい。(^o^)


11月13日 定例会

来週行われる、郡山市立西中学校でのボランティア体験学習の打ち合わせ。
「聴覚障害者との対話」をメイン・テーマに、要約筆記というものを知ってもらい、 体験してもらうのが目的。しかし、プログラムを立ち上げるのは、なかなか 大変。四苦八苦しながら、なんとか纏める。
今回、講師を担当する方々、ご苦労さまです。がんばってね。(^^)

その後、9日の福祉大会の反省。
字の大きさ、バラつき、カタカナ、ひらがなの使い方等、難聴者の方から ご指摘頂く。まだまだ未熟です。

今月は何かと行事が多く、忙しいです。 派遣も、こちらからお願いする他に、 ボチボチですが要請して貰える様になってきました。要約筆記を浸透させ、 普及させる為にも、頑張りましょうね!


11月9日 大和郡山市福祉大会 。

初めてサークルとして市の福祉大会で要約筆記をさせていただきました。
式典、来賓の祝辞など、前ロールで用意できたものもありましたが、記念講演会は ライブ(笑)です。いつもの事ながら緊張、緊張。

そんな中、大塚保信先生のお話は軽快に進んでいきます。 先生は筆記者を気遣って早口を気にしておられましたが、大変要領のいい、 わかりやすいお話で、早口は早口でも 筆記者にとっては書きやすかったと思います。

それでもユーモアたっぷりのお話を「笑うタイミング」を 逃さずに書くのは難しかった。もっと上手に書けていたら、難聴者の方にも、 もっともっと先生のお話を楽しんでもらえたのに。

大塚先生は、演台を降りると真っ先に筆記者の所へ来て、お礼を 言ってくださいました。 拙い要約筆記だったのに。恐縮すると同時に感激です。
次に書かせて頂ける時には、もっと上達した 姿を見ていただけるよう、精進したいと思います。


10月21日 定例会。

講演会の反省と今後のサークルの進め方についての相談を。


***メンバーから講演会についての感想***

初めての自主講演会で緊張しだけどとてもいい講演会になったと思います。ヨーロッパ での実生活の体験、また国民性のちがいを知ることができてとても 楽しかった。要約筆記に関しては反省、反省。私は第2部の対談の担当。 誰が何をしゃべっているのか、わからなくなってしまった。でも本物(?) のトークショーで要約筆記をやる時も今後はあるはず。こういう練習も大切だと思いました。(浅川)

***

主催がサークルだったせいか、アットホームな気分で楽しめました。 講演の内容は、前回聞いていたのでわかりやすかったです。 対談形式の要約筆記の練習がもっと必要だと思いました。 質問と回答の内容が重複する部分が多くなるので、書きながら自分が どっちの言葉をかいているか混乱してしまいました。 普段の練習でも、あんなふうに誰かが何かをテーマに話をして 対談形式の司会をはさんだ質疑応答を取り入れて練習するのもいいなと 思ったりしました。(後藤)

***

私は、ほとんど外国とは無縁の生活をしているので、みえさんのお話は どれもこれもめずらしく、楽しく聞かせてもらいました。 講演の部分は、話の内容がきちんと整理されていて、しかもゆっくりと 話されていたので、要約筆記はしやすかったと思います。 私は2部の阪本さんとみえさんの対談の部分を書かせてもらいましたが、 まるで「徹子の部屋」のように会話がなめらかに流れ、とぎれがないので ついていくのに必死でした。(司会が上手ということですね) 話し手の名前を入れる余裕もなく、言葉もはしょって書いたのでどの程度 難聴者に伝わったか疑問です。後でもう一度見直ししてみたいです。 それにしても、みえさんの明るくて人なつっこい性格が印象的でした。 要約筆記や手話にも大変興味をもっておられるようで、また帰国された折 には、サークルに顔を見せていただきたいと思います。(安藤)

***

楽しい講演会でした。リハーサルの時より楽しめたのは、みえさんと環さんの かけあいが良かったのだと思います。 海外生活を体験してみたいなー。 異文化体験者の話は 何でこんなに面白いのでしょうね。  次回も 期待してます。 (森井)

***

遠藤さんの講座はとても有意義でした。ヨーロッパでの日常生活がとても 身近に感じられ、それぞれの国の人たちの意識の相違を知ることで より、相互の理解も深まるものだと実感しました。又、帰国された折には。 お会いしたいですね。(井上)

***

外国で観光ではなく10数年間生活された生の体験談でしたから、さすがに異文化の面白さ (危うさも)を知る事ができてとても有意義な時間でした。3カ国(英・独・蘭)の 生活に立派に順応された遠藤さんの「たくましさ」に感銘を受けました。 牛乳を大量に飲むオランダ人、スケートに乗って働くフランスのスーパー、窓をよく みがく清潔好きのドイツ人、野菜を煮すぎるイギリス人etc・・・。あまり知らない事でした。 とくに教会でドラッグを渡しているオランダって変な国だなあー。 又イギリスへ行かれるそうですが、日本のPRも大いにしてください。

遠藤さんへ
ロンドンでは障害者に対する市民のボランティアのあり方が日本とかなり 異なっていると本で読みましたが、実態はどんなでしょうか? じかいにでもお聞かせください。(西川)

***

何もかも初めてずくしの自主講演会。思ったより人が集まって嬉しい反面、 未熟さを露呈した気もします。私は司会と第一部の要約筆記を担当。 話の内容はわかっていたのに、うまく要約できず意味がわからなかったかも しれない部分もありました。第二部の対談では、ついろうの人にマイクを 向けてしまったり、要約筆記者に質問を振ってしまったりと、今考えると 数々の顔面蒼白の失敗が。ううううう。来てくださった人に 退屈させてはいけないと思うばかりで焦りまくっていました。(阪本)

要約筆記者はそれなりに楽しんだ講演会でしたが、難聴者からはリハーサルの方が 上手に書けていたとの厳しい意見も。身内で盛り上がっていてはいけないのだと 猛反省した講演会でした。



10月21日 ミニ講演会。

自作自演(笑)の現場体験、第二段! 14年間イギリス・ドイツ・オランダで暮らしている遠藤みえさんの講演会。 実は私の友人です。なんて安上がりな…。だってお金ないんだもん。って、そればっかり。(笑) 格安な講演料(ほとんどボランティア)にも関わらず、気軽に引き受けてくれた遠藤さんに感謝です。

誰も来てくれなかったらどうしようとの不安もありましたが、社協関連以外の方もご来場くださり、 一同大喜びしております。この企画は私たちの現場体験を増やすという他に、 一般の方に「要約筆記」を知ってもらうという宣伝活動の意味もありましたので嬉しいかぎりです。

市ボ連の手話サークルの方にもご協力いただき、無事終了いたしました。
この場をかりてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

遠藤さんの方から、「第一部はあがってしまった。次回はもっと上手くできるようにする」と コメントをいただいております。次回!やったー!皆さん、お楽しみに!

遠藤さんの次の帰国は一月くらいになる予定。(未定)



10月9日 定例会

ミニ講演会で講師をお願いする遠藤さんに来ていただいて、リハーサル。
OHPに書きながら、うんうんと頷いたり「へえー」と感嘆の声をあげてしまう 要約筆記者の姿が。(笑) やっぱり生まれた国が一番いいかな〜。でもそう思えるのって、本当はすごく 幸せな事なんですよね。

後半は遠藤さんも一緒に手話と英語が飛び交ってのお茶会。いつもとは又違った 雰囲気で、手話も覚えやすかったかも。(笑)

来週はいよいよ本番です!!!



9月25日 定例会。

この日の学習会では、NHKラジオから録音した講演テープを使いました。 1時間の講演の、前半30分を2組に分かれて要約筆記。

その後、検討もしたのですが、要約筆記者にとっては中身の濃い内容でも、 ずっとOHPを見ていなければならない難聴者にとっては大変だったようです。 つい練習に重きを置いて、配慮が欠けていたかも。

でも、こういう練習は技術の向上には不可欠ですから、もっと時間配分や、 やり方を考えなければ、と反省。



9月12日 定例会。

9月に入って金魚では、2回要約筆記の現場体験がありました。

1回目は、腎臓病についての講演で、講師も大学病院の先生とあって、
専門用語や薬剤の名前や数値が並び、いきなり全速力の駈け足状態と
なってしまいました。

直前に渡された原稿の前ロール作成や、カットシートなど 色々、
駆使しましたが終わってみると、山のような反省点・・・。
事前勉強の大切さや、カットシートの使い方、各担当の仕事の明確化などなど・・・。

多くの課題を抱え、2回目の現場体験! 今度は、前回の問題点を踏まえ、
前半、後半に担当を分けて人数の調整しました。
カットシートの確認もOK。

しかし、前半は、「学校週5日制」をテーマに擬似裁判劇が進行。
今度も、スピードに追いつかない!

反復する内容に、頭は混乱するし、文字は、盆踊りするし・・・。
カタカナを使えば「し・シ」と「つ・ツ」や「そ・ソ」と「ん・ン」と
「り・リ」など紛らわしいこと紛らわしいこと。
あせる主筆者を支える補助の仕事の大変さが身にしみました。

後半は、「西川きよし」さんによる講演です。
スピードある関西弁の嵐。 波のように次から次へと話題が移り変わる
中での会場との掛け合いなど・・・。

この文で意味わかるかなあ?書いてる私もわからへん。
でも、こうしゃべってるー。と、心で叫びつつ書いていたという筆記者も。

前半と後半の合間には、西川きよし師匠のご好意によるお弟子さんの
前説が急きょ入り心の準備もないまま、お弟子さんによる一人カラオケが
スタート! 
手や口を使った三味線、尺八、鼓のパフォーマンスなど要約筆記の限界に
挑戦すべく奮闘しました。
「♪ポ・ポンッ! ハァ〜ッ。 ピピピ〜♪」

難聴者の方からのアドバイスを受けつつ、「速く・正しく・美しく」をモットーに
サークルのみんなで「関西弁のニュアンスまで届けられるうようになりたいと
高い目標を再認識しました。



8月28日 定例会。

お盆休みがあったので久々の顔合わせ。しかし大雨。
それでも熱心な(笑)我がサークルの出席率はなかなかのものでした。

本日の学習は講演会のテープを聞いての要約筆記。
早口だったり聞こえにくかったりしましたが、それは現場でもあること。
経験の浅い私達にはいい練習だったと思います。

後半の交流会では各自の夏休みの話題を披露。
皆それぞれに楽しく(一部苦しく・爆)過ごされたようです。

ここにも書きましたが、8月3日の講演会、「よい人間関係をつくる話し方」で
要約筆記をつけさせてもらったところ、席によっては会場のクーラーの音が
うるさくて、健聴者の方もOHPをご覧になっていたそうです。

そのせいもあってか、「今後もまたお願いするかも」という有難いお言葉を
頂きました。

こうやって「要約筆記」というものが普及していくといいですね。



8月3日 (午前)

大和郡山市の三の丸会館で行われた第1回シリーズ講座
「よい人間関係をつくる話し方」に要約筆記をつけさせてもらいました。

集まったのはほとんどが健聴者で、要約筆記を見るのもOHPを見るのも
始めてだという方ばかり。それでも「こんなのがあるんやね」と
興味を持っていただけました。宣伝効果はあったと思う。(爆)
なんといっても、まず要約筆記というものを知っていただかなくては
私達の活動はままなりませんから・・・。

要約筆記の内容は、いつもの事ながら、反省する事ばかり。
そんな中でも特に困ったのが、講演をなさっている先生が板書をされた時、
「見難いですか?それじゃOHPにこれを書いてください」と 仰った事。
OHPが情報保障をしているのだと認識されてなかったのですね。

書いてもすぐに流れていってしまうだけですし、聞こえてきた事を
書くという要約筆記の基本からすると、これはどうしたらいいの???と
現場体験の少ない私達は焦りまくりました。

要約筆記がどういう物なのか広く知ってもらう為に、もっともっと
頑張らなくてはいけません〜。(T_T)



8月3日(夕方)

福祉会館での納涼大会に「手作り的当てビンゴ・ゲーム」で参加。
まあまあ好評だったと思う。(笑)

景品は各自が持ち寄った家庭内不要品でまかなったわけですが
なかなかの品数と種類を揃えられました。
途中、社協の職員の方から「めちゃくちゃ赤字じゃないですか?」と
心配そうに尋ねられたほどです。なんのなんの。(笑)

圧巻は「やまとの夏祭り」の花火を特等席で見れた事。
目の前に大きな花火が何発も打ち上げられ、歓声が上がりました。
あの花火をあんなに間近に見られただけでもラッキー。
おまけに、どうやらロールも何本か買えそうだし〜。(^▽^)vv

模擬店出して黒字にしたサークルって、うちだけじゃないでしょうか。(爆)



7月31日

「押し花アート・講習会」。
現場体験が少ない我がサークルが苦肉の策として考え出したのが
自前で現場を調達することでした。(笑)

今回はその記念すべき第一弾。OHP金魚自らが主催した講習会は
押し花額の先生をお迎えしての講習会。

難聴者の方、ろうの方、サークルメンバーが一緒に押し花額を作りました。
え、私?私はほら、要約筆記があるから・・・ごにょごにょ。(笑)


用意された材料は全く同じなのに、それぞれの個性を生かした
可愛らしい額ができました。

交流を深める為にも、私達の現場体験の為にも、
またこういう企画を考えていきたいな。



7月24日

定例会。納涼大会の模擬店に出店する「的当てゲーム」を作成。
各自持ち寄った段ボールや台所用ネット、お手玉などでビンゴゲームを作る。

メンバーの家族である小学生にも参加してもらって、イラストを描いたり
折り紙で作った金魚を貼り付けたり。ワイワイと童心に返って楽しむ。

出来栄えは、想像していたよりもずいぶん立派で大満足。(^▽^)。
お金をかければいいってもんじゃないよね〜。手作りこそ原点さ。ふっ。
と、そっくりかえる。えへん。(爆)

試験も兼ねてこの日の参加メンバー全員で対抗戦。
ビンゴになったのは一人だけだったけど、なかなか楽しかった。
景品のショボさはこの「遊び心」でカバーしていただこう。(笑)

OHP金魚手作りのビンゴ・ゲームを楽しみたい方、どうぞ8月3日の
納涼大会にお越しください。一回50円という破格です。(笑)

当日は近くの小学校でも「やまとの夏祭り」が開催されます。
社協の方にもぜひ足を伸ばしてくださいな。



7月11日

定例会。台風の影響でちょっぴり少ない人数でした。
(警報が出てたら中止の連絡しようと思っていた。)

後半の交流会で納涼大会の的当てについて相談。
社協の納涼大会に参加するのは始めてで、どの程度のスペースを
もらえるのかもわからない。事務所まで訊きに行くと
車一台止めれるくらいのスペースとの事。

ここに自作のゲーム(?)を設営する。
自作なのは、もちろんお金がないから。(笑)
一回50円という安値なので利益はまず見込めない。
それでもせめてロール数本は買いたいよ〜。←無謀な野望か?
となると、当然景品はショボくなるかも。(笑)

などとワイワイやりながら、おおよその計画を立てる。
次の例会ではいよいよ自作的当てゲームの作成だ!


6月26日

例会。八月の納涼大会の模擬店について相談。
的当ての店を出すことに。
必要最低限の経費で膨大な売上を臨む大それた計画進行中。(笑)

さて、今回もニュー・フェイスの登場です。
今後、メンバー全員、ここに登場する予定です。請うご期待!
守銭奴になったり、原稿取りになったり、忙しい私。(爆)

***

偏光グラスを買いにメガネ屋に行きました。
 「偏光グラス、ありますか?」と店員さんに聞くと 「ちらつき防止ですか?」
 「要約筆記に使うんです。OHPを使うので・・・」
 すると、「??」って顔をされました。

 「どこで買えばいいのでしょう?」とサークルの人に尋ねると
 「釣具屋さんに行ってごらん」とのこと。
 今度は、私が「??」でした。

要約筆記で初めて偏光グラスを知った私は、要約筆記のために
つくられたものだと思いこんでおりました。−−
で、釣具屋さんに行って「偏光グラスと釣りの密接な関係」を知って
ちょっと思いこみの激しい自分がおかしくなりました。^^

偏光グラスは、釣りをする人の目を水面のギラツキから守るために
作られたものなんですね。

値段も本当にピンからキリでした。780円のもありましたし、
インターネット上では、ン万円するブランド物も。

タイプも色々あって、まだ検討中です。おすすめがあれば是非教えてください。
(私はめがねをかけているのでめがねの上からかける
メガネタイプのものであまり大きくなくて、それでいて適当な
値段のものをさがしています。)

*
NHKの難聴者・中途失調者の生活の実態調査についての番組を見ました。
司会の人も、解説の人も 難聴者の方でしたので
子供達がワーワー騒ぐと、なかなか聞き取れませんでした。
やっぱり、字幕は 難聴者 健聴者 関係なく、必要です!!

最近 テレビでも字幕解説のないものは、なんとなく不安に感じるのは
私だけ?

***

私も「偏光グラスください」と言ってら
「何に使うの?」と聞かれたことがあります。(笑)
男性用しかないと言われたこともありました。
『要約筆記』という言葉すらを誰も知らなかったです。(涙)

テレビの字幕解説についても同感です。
特に、早口で発音も明瞭でないタレントとかが喋っていると
何を言っているのかわからない時がありますものね。


6月15日

大和郡山社会福祉会館でボランティア総会が行われました。
会計報告などの後、講演があるのですが、去年は 「障害者の自立とノーマライゼーション」というお話でした。
内容は難しかったけれど、前もって資料も用意されていましたし、 お話だけだったので、なんとかヘボなりにも書けました。

ところがっ! 今年はリクリェーションも兼ねて、健康体操もあったものですから 筆記者は大変。しかも資料は当日、眩暈のするような内容のものを数枚いた だいたわけです。(笑)

「はい、タオルをこのように、右から左へ、はいっ」という 具合で、追いつくのがやっと。ピンゴゲームもありましたが、司会の方が マイクを持たずに客席へ行ってしまわれて、聞き取るのも大変でした。
板書をされないので、客席の人はOHPに書かれたものが頼りです。
都道府県名のビンゴ・ゲームで、「あの県出た?」と尋ねに来られる方も。
オタオタしてるうちに終わったというのが実感です。

この総会は要約筆記者要請講座を 終了した人のデビューの場でもあります。
今年は二期生のうち、一人だけの参加でした。
うちのニュー・フェイス(若い・笑)に聞いてみました。


***

講習後、例会以外の初めての生書き。ちょっと不安...。
と思いつつも、どんな内容なのかも把握せずに参加した為、 朝、資料を見た時、自分の向こう見ずさを甚く反省。
漢字ばかりがやけに長く続く方々の紹介文に思わず絶句!
できれば逃げ出したかったけど、先輩方に励まされて、 ローテーションには加えてもらったけど、参加者の多さと、 発言者の話すスピードの速さに舞い上がって、自分が何を してるかわからないまま終わってしまった。
折角“金魚”の成長を見せる機会だったのに、足を引っ張って しまいました。一期生の皆様ごめんなさい。
これからは身の丈に応じたもの参加させてもらいます。

***

西村さん、お疲れさまでした。
とても落ち着いて参加されていたように見えましたよ。(笑)
現場で焦るのは私たちも同じです。その経験が ステップ・アップに繋がるのだと信じています。
一つ一つ、一緒にハードルを越えていきましょうね。

来年はどんな総回になるのか楽しみ(不安?)です。


5月26日

やまと郡山城ホールで要約筆記研修会が行われました。
今回はそれに参加したメンバーの感想をUPします。
トップバッターは NORIKO さんです。


『要約筆記研修会に参加して』

 この研修会は、講師を立てずに、ある課題について皆で話し合うという形で 行われましたが、それは私にとってとても新鮮でした。

 また、難聴者の方もたくさん来られていて、いろいろな意見を聞かせていただけた こともすごくプラスになりました。

 ノートテイクの時の守秘義務や越権行為については、考えささせられる事が たくさんありました。これから、OHP金魚でも皆で考えていかねばならないことだ と 思います。

 また、研修会には各地域サークルから多数の参加がありましたが、奈良県には これだけたくさんの難聴者と要約筆記者がいて、みんな一緒にがんばっている 仲間なんだと実感できたこともよかったです。 (*^_^*)



5月11日

やまと郡山城ホール小劇場で「こどもの時間」という映画の
画面の隣にスクリーンを立て、セリフを映し出すという
主催もサークルも、劇場も初めての試みが行われました。

台本は頂いてましたが、実際に映像を見ることができなかったため
ぶっつけ本番で臨んだ第一回上映。

無認可保育園の一年を撮影したものなのですが
なにしろドキュメンタリーですから、どこでセリフが出てくるのか
検討がつきません。

しかも、台本に書かれているセリフというのが
何人かの中の一人が喋っているものであったり
はっきり喋っているのに、台本に書かれていなかったりで
何のためのスクリーンなのかわからない場面も数々ありました。

試写さえさせて貰えていれば、台本にないセリフを
全部拾い上げる事もできたのに、 これでは聴覚障害の方が見られても
おもしろくなかったのでは と思わざるを得ません。

二回目、三回目はできる範囲で情報追加しましたが
あまり納得いくものはできませんでした。

せっかくみんなで頑張ったのに、満足できる仕上がりに
ならなかったのは非常に残念です。

今後、このような機会があったら、聴覚障害の方にも
「おもしろかった」と言って貰えるような物に仕上げたい。
その為には試写は不可欠だとつくづく実感した一日でした。



4月29日

いよいよ、ついに、念願のOHPゲットです!

去る26日、大和郡山池沢町の財団法人 森田記念福祉財団様へ
社協の職員さんとOHP及びスクリーンを受け取りに行ってまいりました。

事務局長の橘様は要約筆記についてもご理解のある方で
労いの暖かいお言葉まで頂き、感激しました。

ネットオークションでOHPを乗せるテーブルも入手しましたし
これでなんとか格好だけは(笑)整った!

あとはメンバー一同、心を引き締めて技術の向上を目指し
頑張っていきたいと思います。



4月14日

新着情報などでお知らせしていたように
本日、フリーマーケットに出店いたしました。

日頃のメンバーの行いか、すっきり晴れ渡った空の下
メンバーや賛助会員様から提供された品物を
いかに高値で(笑)買ってもらえるかと期待に
胸を膨らませていましたが・・・

世の中そんなに甘くない!!

なにしろ世は100均ショップ花盛り。
お客様の基準はすべてこれ、100円単位。
定価や上代、ブランドなどお構いなしに値切る値切る!(笑)

それでもなんとかロール30本以上は買えるだけの
売上を上げる事ができました。

これに味をしめて又来年出店するかも。
何はともあれ、よかったよかった。(笑)



4月5日

え〜、前回舞い上がっておりました分、ちょっと失速です。(笑)

OHPを頂けるとの情報はまだ確実ではないとのこと。
「え〜っっ、なんだそりゃあああ」と心の悲鳴を上げてしまいました。
やっぱり道のりは遠かったのね。くすん。 (;_;)

実際、まだ頂いてもいないのに、ここで盛り上がってしまったことは 勇み足だったと反省しております。あまりの嬉しさに狂喜乱舞 (きょうきらんぶ)して取り乱してしまいました。今後はもっと冷静に 対応したいと思います。はう〜。

明るい話題もあります!

今年の要約筆記講座終了メンバーの参加です。
これでやっと体制が整ったかな。人数の不足で現場に行けないということは なくなりそうです。あとはひたすら実践をつむだけ。

急がず焦らず、一歩一歩前進していくしかない!
と、メンバー一同、心をひとつに頑張りま〜す。



3月28日

初回に「お金が無い」と訴え、前回「初めての謝礼金」について 熱く(爆)
語ったこのページですが・・・

OHP&スクリーンを 寄贈

していただけることになりました!!!

夢みたいです。サークル会員、輪になって踊りました。(笑)
欣喜雀躍(きんきじゃくやく)、小躍り盆踊り! 河内音頭でもサンパでも阿波踊りでも何でもこいって感じです!

初回に少し触れた「ある財団」様よりの寄贈です。 私達にとっての神様、季節はずれのサンタクロースは

森田財団様。

実績のない新規ボランティアなので 援助していただくのは無理だと思い込んでいた私達には 本当に嬉しい誤算でした。今もまだ信じられないくらいです。

四月には目録贈呈があるようです。
その時の様子は又詳しくレポートいたします。泣いちゃうかも。(笑)

あー、こんなに早く自前のOHPを手にすることができるなんて いったい誰が想像したでしょう。


要約筆記者養成講座の受講生も大半がサークルに入会してくれたし。 こんなにハッピーな事が続くなんて去年の今頃は考えられなかったなぁ。
この追い風を受けて、今年はもっと頑張らなくちゃ。

といこうとで、OHPは入手が確実となりました。

次回からこのコーナーは「OHP金魚」としての活動報告になりそうです。
肩肘はらずに読んでいただける楽しいコラムにしたいと 考えています。
質問、要望、投稿、大歓迎!!!


OHP入手の道のりは想像以上に早かったです。 二、三年はこのネタで続けられると思っていたのに。(爆)
嬉しいなっっ。←筆者、かなり舞い上がっております。


2003年度「悪戦奮闘」へ


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