



第1回 耳よりクラブ(令和4年6月29日) 
サークルから情報保障者(要約筆記者)を含む、会員9名が出席。
参加された難聴者は男性2人、女性1人の3名。
13:30 スタート。司会から発言時のルールや要約筆記についての説明があり、
13:50から参加者の自己紹介が始まった。

参加者2名は奈良県中途失聴・難聴者協会に入会されていることが判明した。
男性2人は手話を学ばれたが、聾者の手話はとても速く読み取れない。
要約筆記を知る機会があり、OHP金魚に参加、この催しに参加したと話された。
高価な補聴器を購入したが実生活に役立っていないという発言を受けて、
聴力検査を受け直し、聴力が80デシベル以上なら人工内耳が適しているので
検討してはどうかと参加した難聴者の1人から提案があった。

休憩をはさんで、14:48 再開。
金魚メンバーの自己紹介を兼ねたジェスチャーゲーム。
メンバーのジェスチャーを見て、何を表現しているのかを参加者に答えてもらう。
1人でも不正解の場合は尻文字で表現しなおす、というルールで実施。
トップバッターのジェスチャーは「七夕」だったが、2名不正解だった。
尻文字表現もなかなか正解とならず、急遽司会が代わりにお尻で表現。
その腰の動かし方に全員大笑い。前半の緊張感が解け、楽しい雰囲気になる。

次は「おにぎり」。これは3名とも正解。
そして「蚊取り線香」「餅つき」「花火」と続き、一つ終わる度に
司会者から参加者に各お題に関する問いかけがあり、和やかな雰囲気の中で
全員楽しむことができた。
次回は、スマホによる音声文字変換についての情報を提供する予定。
今後、駐車場や距離的なことから、会場選びがひとつのポイントになりそう。
この「耳よりクラブ」が、中途失聴者同士の情報交流の場となることを
願うと同時に、聞こえが悪くて困っておられる人たちに このクラブのことを
知ってもらい、1人でも多くの人が参加されることを願う。(記録係)
アンケート結果
聞こえにくいことで一番困ること、不安なことは?
電車のアナウンス、ラジオの声、外出時のコミュニケーション、知人との会話
交流サロンに望むことは?
難聴者のための情報、楽しいお喋り、ゲームなどの交流、野外活動・手作り教室
今日の交流会で一番印象に残ったことは?
お仲間さんと知り合いになれたこと、ジェスチャーゲーム、
他の人の前向きな生き方、要約筆記者の日頃からの努力
ご意見・ご感想
楽しかったです。ありがとうございました。
ご苦労様でした。
努力を続けておられるボランティアの方々にお会いして、頭が下がります。
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メンバーのコメント


猛暑の中、足を運んでくださった皆さま、お疲れさまでした。
「名前」 「ゆっくり」 「待って」
これらのサインはOKだったでしょうか。
たわいもないゆる〜いゲームも組み入れましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
ジェスチャー担当者はまっこと真剣!真面目!に身振りし演技しましたが…。
分かりづらいものがあったかも、でした。それはそれで頭の体操、と
おおらかに捉えてくだされば幸いです。
コロナ禍で声を出す機会が減少気味な昨今。
声を出さないでいると、声帯を開閉する筋肉(声筋?こえきん?)が衰えます。
声筋が衰えると声の不調にとどまらず、誤嚥や踏ん張る力の低下にもつながっていきます。
声筋を鍛える場として交流サロンをご活用ください。
おもしろくて、ほっこりできて、ぺちゃくちゃ喋れる「耳よりクラブ」で、いろ〜んなこと
た〜くさんた〜くさんお話しいたしましょう。
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皆さんの心に爽やかな風を吹かせていただきました。
参加された方の個性がとても光っていたと思います。
これからも色々な楽しいゲーム、ためになる情報で有意義に過ごせますように願っています。
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お疲れさまでした。
前半は少し硬い話になりがちでしたが、後半はPLの花火を自宅二階の特等席で見た話、
田舎での川遊び、ペットの話(三人とも犬派でしたね)、好みのお餅の食べ方など
いろんなお話が聞けて私たちも楽しかったです。
全員が次回の開催連絡を希望してくださって、やって良かった〜としみじみ感じております。
気軽に出かけられるようになったら、クラブのみんなでグルメ旅行に行きたいですね。
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